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16/1/17 ぴっぷスキー場 VUC

VUC2日目は初めてのぴっぷスキー場で今シーズン初めてのテレマーク。

朝6時に目覚ましをかけてたけど、msrnが起きないのでそのまま横になっていた。楽しかったせいか珍しく飲み過ぎ。でも、さすがに集合時間に遅れては困るので、着替えて準備を始めた。朝食は安くあげるためにすき家とかで朝定食と思っていたけど、ぴっぷスキー場へ行く途中の店舗は朝営業してないことに車に乗ってから気づく。仕方ないのでコンビニで朝食を買って信号待ちしていると、目の前を見覚えのある車が2台左折して行った。

エスキックスたちの車だと分かったので、スキー場への道もナビ任せよりは付いて行った方がいいと思い、後ろをこっそりと走る。何度か振り切られながらも交差点で追いついて、一緒に道を間違えて戻り、それでも集合時間には無事に間に合った。

今年は永島さんもVUCへ来ていたし、VTUCに参加しないかもしれなかったので、2日目はテレマーク。スノボの練習のため、今シーズンはテレマークは滑らないつもりだったので、VUC前日に急遽、物置からテレブーツを引っ張り出して、ワックスも剥がしてないGeniusを持ってきた。みんな車で準備しているので、テレブーツを履こうとして何かおかしいことに気づいた。インソールが入っていないw

先シーズンはスノボのブーツがきつくてテレブーツのインソールに交換して滑ったりしていたので、テレブーツにはインソールが入っていなかった。でも、あきらめて履いてみると、スノボブーツに比べるとインソールがなくてもきつい。もしかしたらスノボブーツはサイズが合っていないのかも。

チケットを買っている間にミクジニのツーショット。シーズンインしてからこの組み合わせは初めてだ。両方滑ることはまずないから。といっても、今回もスノボは展示用に持ってきただけだけどw

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お食事付き5時間券2,500円を買い終わった頃、みんな集合して2日目がスタート。久しぶりのテレマークでものすごく緊張している。最初のペアリフトにはなぜか一人。遅くて異様に長いリフトに話し相手もなく乗り続けるので余計に緊張が増す。そして、前日同様いきなり撮影。しかも、結構いい斜度だ。アルペンの人たちは勢い良く滑り降りていく。テレの人たちはさすがにスピードコントロールしている。自分の番が来て、初滑りのようなものだから、慎重にテレマークターンをしようとしたのだけど、身体が前のめりになって倒れそうになり、慌てて前足をさらに前に出して堪えた。テレマークってこんなに踵上がったんだったっけ?w

その後も数ターンはポジションが上手くつかめないまま、ズリズリと斜面を降りて行った。かなり滑り方を忘れてしまっていた。そもそも、Genius自体が整地向きではないので、余計に難しいし。2本目に深雪コースへ行ったときにも大変だった。こんな泣き言を言っているようではGenius名人は返上せざるを得まい。

でも、さすがに4、5本滑るうちに感覚を取り戻してきた。Geniusで角付けするコツも思い出す。とはいえ、整地でカービングして楽しい板ではないのは確かだw アルペンターンしたい気持ちを抑えながら、Geniusで切れのあるテレマークターンを目指した。

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途中、パークの横のコースでみんな集合していたので、久しぶりにキッカーを飛んでみた。ギャラリーが多いので何もしない訳ないはいかないと思い、ノーチェックで3を回したらかけが強すぎて回りすぎ。グラブどころじゃなく、90度くらい余計に回って着地してしまったのでガッツリ転けた。ランディングが硬くなかったのが幸い。回すならちゃんとチェックしないとダメだなぁ。

プロユーザーの村長のご両親が途中で合流し、親子で滑る姿を見て感心してしまった。こんなに熱心なユーザー一家は他にいないだろう。滑りに対する思いも熱いものがあり、そういうユーザーに応えられるのがベクターグライドというメーカーなのかな。

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12時で2日目は終了なので、またチケット売場横に集まって閉会式。初めて公式イベントとなった10年目のVUCだったけれど、バックカントリーからゲレンデへ会場を移した以外は少なくとも5年前とは変わらず、ライダーとユーザーが滑りながら交流するというイベントスタイルはいつも通りの楽しいものだった。ライダーはもちろんだが、ユーザーのレベルも高いので刺激を受ける。今でこそユーザーは増えたけれど、VUCに集まるユーザーの滑りへのこだわりは、単なる信者を超えたものだ。一方で、同じメーカーの板に乗っているというだけで仲間としての一体感が得られるのも事実。数あるスキーメーカーのなかから、わざわざ国産の高価な板を選ぶ想いを共有しているような気がする。

今シーズン、ようやく自分も2枚目の板を手に入れた。懇親会ではスノボでもGenius名人の称号を与えられたっぽいw けれども、自分ではまだまだその名に足る滑りをできているとは到底思えないので、これから数年はGeniusを乗りこなす努力を続けることになるだろう。そして、いつかアルペンスキーの封印を解き、アルペン、テレ、スノボにおける真の三冠を達成し、「その先」の滑りへとたどり着くことが目標だ。いま敢えてオリジナルは何かといえば、これだろう。

すでにまとめてしまったような展開だけど、解散してから1本何人かで滑ってから昼食にした。3時間券組は少し時間が残っていたので。後半の何本かは新雪を滑ったけれど、やっぱりGeniusが楽しいのはこういう雪だ。特に、テレマークでは両脚のスキーを前後させる自由度がアルペンよりはるかに高いので、スノボのようにローテーションを使える。久しぶりのテレマークが楽しくて、気が変わって何回かはまた乗ることにしてしまったw

雪番屋のメニューはどれでも選べるらしく、迷った末にエゾシカ肉カレーを食べた。癖もなくあっさりして食べやすい。逆に、普通のカレーっぽくて物足りないけど、ゲレ食は無難にカレー派。にじますのいくら丼定食も美味そうだったけど、あら汁は苦手なので止めた。リフトは遅いけどゲレンデが広くてチケットも安いし、遠くなければまた来たいスキー場だ。札幌はスキー場が近くてたくさんあるけどチケットが高価すぎる。

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昼食後は結局滑らず、村長の実家へお邪魔してコーヒーをいただくことになった。相変わらずな運転なので付いていくので精一杯だった。家に着くとコーヒーばかりかおやつにロールケーキをご馳走になってしまい、マッサージチェアの初体験まで。滑った後にすっかりまったりしてしまい、帰るのが面倒になってしまった。

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でも、マッサージチェアのおかげで血行がよくなり札幌へ向けて出発。途中、一度高速道路で眠くはなったものの、アウディを追いかけてから目が覚めたので、その後は札幌までのんびり帰った。幸い、来る時のようには視界が悪くなかったので、夕飯時前には札幌へ帰ってイオンで買い物を済ませて帰宅。

いろいろバタバタしていた割には終わってみるとあっという間。ちょっと寂しいけど、これからも練習、練習。

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