16/5/8 KIRORO RESORT
ついにキロロの最終日。aya4さんのテレマークの練習で今度こそゲレンデ滑り納め。
「テレマークでBCはまだちょっと」のaya4さんを早く上達させようと、3回目のテレマークに挑戦してもらうことになったのだけど、道具を全部貸すので「明日は手ぶらで来ていいですよ」と連絡した。7時すぎに地下鉄駅そばのセイコーマートで合流して、途中実家に寄ってからキロロへ向かった。風が強くて心配になりキロロに電話で問い合わせると、向こうは札幌ほど風は強くないらしく、予定通り営業するそうだ。
すっかり安心してキロロへ向けてのんびりと車を走らせる。さすがにGWも最終日となるとスキー客は減るのか、キロロへの道は意外と空いていた。国道を左折して登っていくと正面にゲレンデが見えてきた。そのとき、ふと思い出した。
「テレブーツって車に積んだっけ?」
慌てて手前の駐車場へ入って後ろを確認すると、案の定、テレブーツを入れたバッグはない。あるのはaya4さんに返すつもりのアルペン板とテレ板、ポール、そして自分のスノボの道具だけ。
これから家まで引き返すと往復3時間。滑り始めは早くても11時半になってしまう。不幸中の幸いというか、たまたまaya4さんのアルペン板があるので、申し訳ないけれどブーツをレンタルしてもらうことになった。
同行割引で少しでも節約できないかと師匠が来るのを待っていると、ちょうど珍しい二人組にロビーで出会った。myordinarydaysさんと村長だった。二人ともキロロ常連。お願いして割引にしてもらった。チケットを買い終わったところで師匠とも合流して、今度はaya4さんとブーツをレンタルしに行った。
入口に端末があって、チケットと一緒にレンタルの支払いをしたときに受け取ったレシートで情報を表示したのかな。aya4さんの顔写真がモニターに映っていた。スタッフにサイズを伝えると、すぐにブーツを持ってきてくれた。白い可愛いブーツ。どうやらレディースのようだw
スタッフによると24.5cmはレディースのサイズらしくて、メンズの用意はないらしい。高さが低くてバックルも3つしかない。足が小さいと女子供と一緒に扱われるようだw
原因は自分だし、自分だって同じサイズなので笑う資格はないのだけど、幸い、サイズはぴったりのようでよかった。
マウンテンセンターを出ると足元にはなんと池。1週間足らずで一気に雪が解けたようだ。コースは大丈夫だろうか。
長峰へまっすぐ行こうと思ったけど、コブ選手権があるせいかクワッドが混んでいるので、まずは余市を1本滑ることに。強い向かい風とシャバシャバな雪でスピードが全然出ない。雪が減ってコースも狭くなっていて、最終日を実感する。
長峰のクワッドに乗ってすぐに越える川の水の勢いがすごい。雪が解けまくり。コースの雪が心配になったけど、土はところどころ出ていても普通に滑るには大丈夫そうだ。むしろ、雪が重くて大変。コブを滑った時に右脚の付け根辺り、尻の筋肉を傷めてしまったようで、スケーティングが辛かった。
長峰第2はCが一番滑りやすい。Aはボコボコ。Bはコブの間はストップ雪。春はこんなものだと思って滑ったいたけれど、思いがけずレディースブーツを履く羽目になってしまったaya4さんは、これまでとは勝手がちがって苦労していた。ブーツがふにゃふにゃでホールド感が低くて怖いらしい。安全な滑りが売りのaya4さんだけに、不安定なのはとても不安なようだ。それでもまったく転ばないのはさすが。
コブ選手権をちらっと見学してみると、スノボの選手もいたので滑り方を観察。ハードブーツの人も含めてほとんどがバンク滑り。一人だけモーグル滑りで直線的に速く滑っていたけど、さすがに高得点をマークしていた。師匠は来年出ようと張り切っていたけど、自分はイマイチ気が乗らない。エアがないモーグルなんてw
で、昼過ぎまで滑ったけれど、尻も痛いしaya4さんも久しぶりの滑りに満足してくれたようなので帰ることにした。帰りは朝里から定山渓を回ってaya4さんの家へ。札幌国際スキー場にも雪がたっぷり残っていた。四つ峰トンネルの前くらいまでは道端のエゾエンゴサクがきれいだ。毛無峠は展望こそいいけど、道端にはフキノトウくらいしかなくて、毛無しの名前がちょうどいい。
中山峠はまだ営業するようだけど、さすがにそこまでゲレンデ滑る気もないので、あとはBCで滑り納めができれば満足。それにしても、GWには3年連続で大きな忘れ物をしてしまった。2年前はシール。去年はスノーシュー。今年こそは何も忘れないようにとツアーに行かなかったにもかかわらず、今度は貸す予定のテレブーツを忘れるという大失態。自分が困るだけならまだしも、他人に迷惑をかけるのだから最悪だ。来年のGWこそは忘れ物ゼロを達成しよう。ホントにすみませんでした。
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