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NTNブーツのテック非対応化

スカルパのTXプロなどのNTNブーツがいつの間にかテックビンディング非対応になっているのに今ごろになって気付いた。

以前はNTNブーツはテック対応をうたっていたのに、いつの間にか「テック」から「TTS」に変わっている。TTSとはTelemark Tech Systemのことらしい。つま先はコバではなくテックと同じピンで固定して、踵は各メーカーそれぞれ従来のようにワイヤーで固定したり、メジョー のようにNTNと同様の土踏まずを引っ掛けるような仕組みのようだ。

かつてのガルモントを引き継いだスコットのブーツもテック非対応になっている。ブラックダイヤモンドはすでにスキーブーツからは撤退しているらしいし、残るクリスピーのみがテック対応のNTNブーツをまだ販売しているようだ。

前からアルペンもいずれはテックに移行して、ブーツはテレとアルペンを1足でと思っていたけど、どうやら業界の流れはそうはならなかったようだ。テレマークはテックを取り入れ独自の進化へと舵を切った?メジョーの踵を固定するオプションだってテック対応前提のように思えるし、果たしてこのままテック非対応が一般的になるのだろうか?

結局、テレマークはまだ75mmのまま。アルペンも今年、ジニアスにはバロンをインビスで取り付けたばかり。NTNへの移行はますます遅れそうだ。とはいえ、NTNに興味はあるので、来週末のTAJミーティングと、来月のトライテレマークへは行ってみるつもり。

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