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雪ミクの公式痛板

今さらではあるけど、先シーズン、雪ミクスノースポーツラインという雪ミクとスノースポーツのコラボレーションプロジェクトがスタートした。

去年の札幌モーターショー雪ミクキャストの屋根に雪ミクの痛板らしきスキーが乗っている写真とかを見て、このプロジェクトのことを教えてもらったのだけど、3、4年前だったらまだしも、痛板に乗るようになって5年近く経っていたのでそれほどの感動もなく、書きかけの記事も今日までそのままだった。

Cast

自分が初めて痛板を作ったときは、まだ痛板がそれほど社会に認知されていなかったので、「痛板布教」と言って他の痛板乗りたちに混ざって、といってもほとんどネット上のみだけど、普及に努めていた。ただ、当時から痛板は自作派だったので、「普及」という観点では公式痛板を期待してはいたものの、実際にこうして登場しても、自分で買おうという気にはやっぱりならなかった。

ミク廃ならいざ知らず、結局のところ、自分はスキーヤーでありスノーボーダーなので、グラフィックで板は選ばない。選択の一つの要素ではあるけど、一番大事なのは性能だ。もちろんGeniusの性能が一番ではないかもしれないが、自分が一番乗りたい板だ。ネタ的にも。

札幌のメーカーとしてRiot Skiには興味があるけど、雪ミクの公式痛板がVector Glideからリリースされたのだったら、かなり心が動いただろう。Miku Pistolをウロコデチューンしてしまった今、Make STの雪ミク公式痛板があったとしたらとても魅力を感じる。

Yukimikust
妄想w

とはいえ、アニメなどとちがって絵師によってデザインが大きく異なるのが初音ミク。描かれているのが同じミクであっても好みがある。絵柄は初代公式のKEI氏より今のiXima氏の方が好きだし、むしろ、かんざきひろ氏のミクが好きだったりと、好みまで考えると、結局は自作がベストになる。印刷は業者に依頼したとしても。

それでも、耐久性については公式痛板に勝ることはないだろう。所詮はステッカーチューン。貼り替えできることをメリットととるか剥がれることをデメリットととるか、自作すること自体を楽しめるかで受け取り方が変わるだろう。

JIBAの活動のおかげで痛板文化がこんなにもスキー・スノボ業界に受け入れられたのは驚くべきことだ。しかも、この雪ミク痛板までイベントへ参加してるし。一方、如何せん北海道はその流れにすっかり置き去りになっているように思えるけれど、小樽アニメパーティーというオタク文化からのスキー・スノボへのアプローチもある。確か、3シーズンくらい前からオーンズでイベントが開催されている。

多少興味があるものの、この中に混ざる勇気はない。それに、場所がオーンズというのも悪い。あの日のトラウマがw

そんなわけで、今後はますます痛板のメインストリームからは外れて行きそうな予感がする。

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コメント

 ミクのデザインを、毎年変わる公式雪ミクにして雪祭り会場で販売すれば、外国人旅行者に売れるかもしれませんね。

 VGで公式痛板出したら、H本さん以外の方々が激しく心を揺さ振られ、ブランド存続の危機を迎えます。
それだったら、ロゴ無しトップシート無地で良いので、3割引で売って欲しいですね。

投稿: しーば | 2016年11月18日 (金) 18時17分

>しーばさん

ぜひニセコのショップで売って欲しいね。

ReISMのアニマルシリーズみたいなの出したらぼくでもヤバい。
無地は理想だけど、安くはならないだろうな。

投稿: H本 | 2016年11月18日 (金) 23時55分

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