Vector Glide Omny Telemark
GLIDE ON GROOVEの試乗板インプレッション第3弾は念願のOmny Telemark。
Vector Glideの象徴、CordovaのテレマークモデルであるBold。そのBoldを一回り細くしたのがOmny Telemarkと言ってもいいだろう。もちろん、Omnyというアルペン専用モデルもある。
細いだけにBoldよりも整地での滑りやすさに期待していた。自分が持っているテレマーク板は細い方でもMiku Pistolのセンター95mm。買った当時は一番太いくらいのサイズだったので、今でこそセミファットに含まれそうだけど、とても練習向きとは言えない。
ちょっとここで商品サイトの解説を引用してみる。
誰もが満足できるオールラウンドモデル
ウェスト幅100 ㎜以上のファットスキーやロッカースキーがマーケットの主流とされていますが、テレマーカーの遊び方、ターン技術では、楽しめる機会は限られてしまいます。シーズンを通して雪山を自由に滑走する場面では、太すぎないスキーを求めることはテレマークスキーにとって、いつの時代になっても必然です。ウェスト幅78 ㎜ととても軽快に扱える「OMNNY Telemark」もディメンション、フレックス全てがテレマーク専用設計。ゲレンデでの適度なカービング性能や不整地の走破性能はもちろんのこと、バックカントリーでのちょっとした雪質変化にも敏感に技術差が出てしまうテレマークでも、最適に扱えるセッティングとなっています。SLC=スーパーライトコアを採用で、更に操作性は向上しております。
ここまでテレマーク専用だと、ぜひ乗ってみたくなるというもの。必然なのだからw
ずいぶん前にここでも書いたように、やっぱり気になるOmny Telemark。
で、乗ってみてすぐ感じたのは、硬いということ。軽いけど硬い。角付けしていないと板がバタついて怖い。直前に乗ったAventuraとは対照的で、自分との相性は良くなさそうだ。Omny TelemarkはAventuraやBoldのようにフレックスを選べないので、自分には縁がなかったと思うしかない。
Omny Telemarkがいいと薦められていただけに、がっかりな結果だった。やっぱりテレマークは道具や人によって評価が大きく異なる。きっとOmny Telemarkも、体重があったり脚力があれば、硬くてもたわませて角付けすることができて、気持ち良く滑れるのかもしれない。硬いブーツとかNTNとかならいいのかも。
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