SWANS [ROV]O
評判が案外よかったのと、割引のお得感に釣られて去年の大晦日にポチってしまった。
「呼吸するゴーグル」とうたったSWANS [ROV]O。ロヴォと読むらしい。大西さんが登り返しで曇らないと言っていたし、藻ーリスさんも調子がいいらしい。しかも、Amazonで安く売ってるそうなので、「サングラスが要らなくなるかも?」と思わずポチってしまった。
レディースっぽいピンクのモデルが60% OFFの9,500円。使っているSWANSのC2Nもレンズは先シーズン交換したものの、さすがに6年目ともなると、フレームのスポンジ部分がだいぶボロボロになってきたので、そろそろ買い換えたいと思っていた。
ロヴォは楽天市場でも1万円ちょいで売っている。
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ゴーグルはいつもは試着してから買うのだけど、今回は大晦日ということもあって、実物をまったく見ないまま勢いで買ってしまったので、さすがに実物が届くまでは心配だった。正月休み開けに届いたゴーグルをさっそく着けてみると、思っていたよりデカくて驚く。C2Nと並べると、これくらい違いがある。
フレームに厚みがあって、顔の表面からレンズまでの距離がなんとなく遠い気がする。レンズがフレームから浮き上がって隙間を作り、その隙間から一気に換気してゴーグルの曇りを抑える仕組みなので、その分余計にゴーグルに厚みができているのだろう。
年明けに早速、三段山で登りはじめからいきなりゴーグルをかけたままで登ってみた。すると、驚いたことに確かにゴーグルは曇らない。ただ、暑い。いくら汗が換気されても、熱は中にこもるので、天候や気温によってはサングラスが要らないということにはならなかった。
ただ、フレームが厚くなった弊害として、C2Nで気に入っていた下方向の視界が狭くなっている。ザックのチェストベルトのバックルを締めるときなど、C2Nなら手元を見て締められたのに、この[ROV]Oでは勘でやるしかない。あるいは、緩めておいてはめた後でベルトを締めるか。
それに、C2Nよりも上下の幅もあるせいか、ヘルメットや帽子に押し下げられる感じがする。登っているときも鼻がきつくて呼吸が苦しく感じる。自分には大きすぎるかもしれない。やっぱりちゃんと実物を試着してから買うべきだった。
それでも、はじめから着けてハイクアップするのはともかく、登り返しではサングラスに交換せずにゴーグルのまま登ることはできる。滑り終えてからレンズに雪が付かないように注意しながらサングラスに交換するひと手間がなくなるメリットは案外大きい。すごく楽。
先日の余市岳では風が強かったのでサングラスを持たずにロヴォだけで済ませたけど、問題は広がったベンチレーションから雪が中へ入り込むことだ。山頂直下で準備しているときにゴーグル内部に雪が入って滑るときにはゴーグルが半分死んでいたw ハイクが終わったら閉じておくか、ベンチレーションは開き方が2段階あるので、今度は開きが狭い方を試してみよう。
でも、春はサングラスと併用になるからデカくて嵩張るし、使うにしてもゲレンデとハイシーズン用になりそうだなぁ。
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