ステンレスフィルター
金属フィルターでコーヒーを落とすと円やかになると聞いたので、母の日のプレゼントに買ってみた。
普段コーヒーを落としているネルと飲み比べてみたかったので、母の日というのはある意味口実なのだけど、そろそろ実家へタイヤ交換しに行かなければいけないこともあり、空の様子を伺いながら、掃除洗濯を済ませてから実家へ出かけた。
自分がコーヒー豆を毎朝ミルで挽いて、ネルで落として飲む習慣は、大学へ入ってからのものだっただろうか。子供の頃からママンはコーヒーが好きで飲んているのを見ていたせいか、自然と自分も飲むようになった。
以前はコーヒーメーカーだったけれど、トミー館へ行くようになってからはネルドリップに変わった。ペーパーフィルターとちがって使い捨てではなく、洗って繰り返し使えるのでなんとなくエコな気がしていい。軽く絞ってジップロックに入れて冷蔵庫にしまえば、毎朝飲んでる限り問題ない。しばらく飲まない時は冷凍庫の方がよかった気がするけど。
ネルでまったく不満はなかったのだけど、ネルもペーパーと同じくコーヒーの油分を吸収してしまうのは確かだ。ステンレスフィルターでは、よりコーヒー本来の味を楽しめるのかもしれない。試してみたいという好奇心に勝てずに、今回、amazonでポチることになった。
1〜4杯用の小さい方にしたので、サイズは片手に収まるくらい。とりあえずは、挽いた豆をネルと同じようにフィルターに入れる。
ネルのときと同じようにお湯を注いで落とすのだけど、ネルよりも落ちるのが速いようだ。フィルターをサーバーからはずすのもさっとタイミングよく済ませなくちゃいけないのでちょっと緊張する。
落ちるのが速かったので薄いかと心配していたら、むしろ濃い。渋みすら感じるほどのコクがある。円やかというよりは濃厚という方が合っている気がする。
ただし、普段と同じ豆で比較しているわけではないので、フィルターによるちがいなのかよく分からないのは失敗した。美味しいけれど、好みや、一緒に食べるものがあるかどうか、その種類でネルとステンレスフィルターを使い分けるのもいいかもしれない。
気になっていたのは片付け。ネルは飲み終わった頃には残ったコーヒー豆の水分も減って、生ゴミへ入れるのも簡単。ネルに残った豆のカスも、スプーンなどで優しく取ってやり、あとは水で洗って流すだけだ。
ところが、ステンレスフィルターは、飲み終わったときにはもう結構乾いていて、豆のカスがフィルターに張り付いている。叩いてもなかなか落ちない。ネルとはちがって、ある程度湿っているうちにゴミへ捨ててやらないといけないようだ。
ちなみに、安いと聞いたのでamazonで買ったけど、確かに、楽天市場に比べるとかなり安い。
コーヒードリッパー Kitclan ステンレスフィルター 一体型 2層メッシュ フィルター不要 1〜4杯用 |
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