パタゴニアプレゼンツではないバンフ
今年はバンフも様変わり。
バフンの開催を中止というか無期延期したのは以前報告した通りだけど、今年は何やら本家バンフの方も様子が怪しい。これまでずっとバンフを主催していたパタゴニアがスポンサーリストから姿を消してしまった。去年まではPatagonia presents Banff Mountain Film Festival in Japanだったのに。
ロゴまで変わったっぽいし、Patigonia presents Ban.K Mountain Film Festival in Japanもちょうど潮時だったのかもしれないw
去年まで開催されていた会場もなくなったりしているようで、札幌もその例外ではない。北海道では東川町において数年前からバンフのプチ上映会を開催していたけど、どうやら東川特別プログラムのみが北海道で観ることが可能な作品になってしまったようだ。
とはいえ、バフンを始めてからはますますバンフへは興味がなくなっていたし、そもそも観に行っていなかったので困りはしないけど、札幌に定着していたイベントが開催されなくなるのは寂しく感じる。バンフにもパタゴニアにも頼らずに、札幌独自のアウトドアフィルムフェスティバルの開催を期待していただけに残念だ。
突然バンフから手を引いたパタゴニアがバフンと同じく共謀罪の施行にともなうものなのかは分からないが、アウトドアの世界にもこれまで以上に厳しい目が向けられることはまちがいないだろう。多様性を許容できない社会。自ら危険を冒すアウトドアでの活動に対して、遭難者には今までよりも激しい攻撃が市民や行政から加えられることになりそうだ。
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