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Patagonia Snow Film Tour in Japan:プログラムA

パタゴニアの上映会へまた行ってきた。

開場の少し前にパタゴニアへ着くと、もう気の早いお客さんたちで賑わっていた。コーヒーをただで1杯もらってから席に着く。パタゴニアのビールが特別価格500円だったので、せっかくだから買ってみた。これまでただでもらって飲んでいたよりも、冷えているせいか美味く感じた。

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「美味しそうだね〜」と、隣の席のおじさんから言われて申し訳なさそうにしながらも美味しくいただく。ドライバーじゃない者の特権。何やらこのおじさん、かつてはアルペンボードもやっていて、テレマーク歴30年のベテランだった。夏はカヌーもやるそうな。もしかしたら知る人ぞ知る人物なのかも。テレマーク界は狭いからなぁw

上映会の前にパタゴニアでキャンペーン中っぽい「Worn Wear」の宣伝があった。修理して長く大事に着よう、って話で、ムービーも上映された。

パタゴニアの修理へのやる気は非パタゴニアユーザーから見ると羨ましいけど、性能やデザインまで含めて考えると、少なくともシェルは選択肢から落ちてしまう。でも、アークのバードエイドももう残額ほとんどないので、壊れたらまた修理するかどうか悩むなぁ。

いよいよ上映された1作目。日本語字幕のトレイラーが公開されている。確か、12月5日に本編が公開されると聞いた気がする。

字幕なしはすでに本編が公開されている。

トレイラーだけ見ると、なんだかスコットランドがすごくアウトドアスポーツにとって自由な国のように感じるけれど、本編をちゃんと見れば、法律が生まれた背景なども分かって、それほど単純ではないことを知る。

内地とちがって北海道には国有林、道有林など公有の山は多い。自由という意味ではスコットランドに近いのかもしれない。ただ、アプローチに私有地があると話は別だ。駐車や通行の問題で、所有者とのトラブルもないわけではない。法律で自由が定められていなくとも、モラルをもって行動すべきだろう。最近は増えた外人が問題を起こすこともあるそうだけど。

上映2作目の「The Last Hill」はチャリであちこち旅をして回って登って滑るという、かなりハードなツアーだった。でも、とても楽しそうだ。スケールこそはるかに小さいけれど、北海道でも春から初夏にかけていつかやってみたい気はする。すでにDVDが発売されているらしいけど、情報を見つけられない。

ところで、1作目はスノーボード(スプリットボード)。2作目はスキーとスノーボード。結局、テレマークスキーは登場しなかった。寂しい限りだ。パタゴニアの創設者のイヴォン・シュイナードはテレマーカーじゃなかったっけ?

今回のイベントは「プログラムA」らしいので「プログラムB」もあるのか店員に聞いてみたら、「プログラムB」は東京の方では開催されるけど、札幌では開催されないらしい。プログラムBで上映されるのは、「Numinous:ヌミノース(神霊)」という作品。

Vimeoでレンタルと購入ができる。イケイケのフリーライドっぽいので、上映会なら見てみようかって内容だな。

ともかく、ビールを飲みながらスノーフィルムを観るのは楽しい。シーズンイン前後のこの時期の楽しみ方かな。

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