最初で最後のキャンプ
薪づくり塾のあとで、今年最初で最後のキャンプをしてきた。
今年の夏は薪づくりとかで、ほとんど遊びに出かけていない。スラックラインも1回しかやっていないし、せっかくキャンプに誘ってもらったので、思い切って夏の思い出づくりに混ぜてもらったw
なにやら穴場らしい新十津川の吉野公園キャンプ場へ行くのだけど、場所をちゃんと調べていないので、うえさんの車に付いていくだけ。近いのかと思ったらずいぶん山道を走って日が暮れる前にようやくたどり着いた。キャンプ場には他に1組しかいない。もう寒い時期だけあってか、空いていていい。
夜に雨が降る予報だったので、急いでテントを張ってタープで食事の支度。といっても、自分が寝るテントを張るだけで、食事は全部お任せなのだけどw
テントは一応、山用のエスパースとテントサイルを持ってきた。元を取れそうにないテントサイルは少しでも使ってやらないとやりきれない。幸い、なんとかテントサイルを張れそうな木が生えている場所を発見したので、久しぶりで張ってみた。寒そうだし雨予報なのでフライで包んでおく。
寝床の準備ができたので、念願の焚き火を囲んでの夕食。寒くて焚き火がなければキャンプなんてできない。かなり防寒対策したつもりだったけど、火に当たっていても寒く感じる。
前から食べてみたかったウエネルサンダースのチキンがダッチオーブンで調理されている。出来上がるのが楽しみだ。
網でも適当に焼きつつ、385さんのクラムチャウダーで身体の中から暖める。あさりの出汁と塩気が冷えた身体に染み渡る。美味しかったのでつくり方を教えてもらった。
キャンプ場の向かいには温泉があって19時まで入れる。薪づくりで木屑まみれになっていたし、汗もかいていたので、いったん抜けて温泉に入りに行った。入るのに300円。管理人さんから「風邪引くなよー」と心配される。風呂から上がると、いよいよローストチキンが完成。
これは絶品。またダッチオーブンが欲しくなった。お腹が膨れて酒の勢いも衰えて時計を確認するとまだ22時。寒いからか余計に眠いので各自テントに撤収することになった。
テントサイルへ戻るとフライから雨水が伝って内部が濡れていた。テントサイルの内部は蚊帳のようなメッシュなので、防寒を考えるとフライを密着せざるをえない。ところが、そうすると中へ水が入ってしまう。雨が降らないときや、寒くないときじゃないとこのままでは使いづらい。
夜中に何回か目が覚めた。やっぱりテントサイルは寝心地が悪い。ハンモック状に床が凹むので寝返りがしづらい。変な格好で寝るので、朝は腰が痛かった。薪割りのせいかもしれないけど。
5時半には目が覚めてしまって、このまま横になっていても寒いので、トイレに行ってから辺りを散歩してみた。ジジイみたいだと思いながらも、公園の周りの集落をのんびり歩いた。札幌でもまだよく見かける古い三角屋根のブロック住宅がここでも並んでいた。北海道らしい光景に思える。
テントへ戻ると1時間以上経っていた。ずいぶんのんびりと散歩していたものだ。他のみんなも起き出して、焚き火を付けて朝食。ホットサンドを焼いてもらい、クラムチャウダーでまた身体を暖める。
朝方は晴れていたけど、風も雲も出てきてちょっと寒い。昼前には解散して、今年のキャンプ終了。久しぶりで楽しかった。
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