18/1/6 きのこ王国
2日間たっぷり休んでBC。
いい歳こいて6日続けて滑ったら、長峰で笑っちゃうほど脚に力が入らなかったので、4日、5日は滑らないでゆっくりと休んだ。2日間は腰の調子も良くなかったけど、ようやく身体が戻ったみたいだ。といっても、前夜は中学時代の飲み会で、夜は自遊空間の椅子で寝たのでよく眠れなかったけどw
そんなわけで、朝5時に起きて5時半に帰宅して慌てて支度した。6時すぎに出発して、コンビニに寄って朝食と行動食を調達する。そこからしばらく走って、最終コンビニと思われる店舗で飲み物を買ってトイレを済ませて登山口へ。7時半くらいに着くと、まだ車は1台も停まっていなかった。すぐにエスキくんの車も到着して、のんびりと登り支度をする。気温が高くて暖かく、牡丹雪が降り続けている。
前日以前のトレースが残っているので、ありがたく使わせてもらって進んで行く。20分ほど歩いて尾根に取り付き、林道まで出たらそこをテクテクと歩く。ピークには近づくけれど、ほぼ平行移動でほとんど標高が上がらない。
気温が高くて暑いけど、雪が降っているのでシェルか何かを羽織らないと濡れてしまう。去年の夏のセールで買ったカッパをフリースの上に着ていたけど、フリースを厚手にしたのが失敗。暑くて結構汗をかいた。
林道が終わると沢筋を登って稜線まで出て、あと少しでピークだ。風もほとんどなく穏やかで、雪もまずまず積もっていていい感じだ。
滑走準備を済ませたら、撮影ポイントを探しに一人トラバース。ノールの先が見えるところまで移動しようと思っていたけれど、残念ながら樹林に阻まれて斜面を確認できない。仕方ないので見当をつけてノールまでエスキックスに来てもらったけど、こちらから見えないし、どうやらノールの下はかなり急なようだ。奥に緩いオープン斜面が見えていたけれど、他のメンバーをそっちへ誘導するのも失敗して、みんなおっかなびっくり急斜面を降りたようだ。気の毒なことに、自分が一番いいラインで滑れたという結果に。
とはいえ、登るときもあちこちにマッシュがあるのが分かったけれど、滑った斜面にもいくつもマッシュがあったし、地形がうねっていてすごい。テレマークで来なくて正解だった。
ボトムまでいったんみんなで滑り降りてから斜面を見渡して次のラインの目星をつける。それから登り返しだけど、今度もトレースが残っているのでありがたく使わせてもらう。
ピーク付近まで来ると、向かいのピークにたくさんの人影を見つけた。山屋さんっぽい集団がぞろぞろと登っている。どこから登ったのか分からないが、自分たち以外に人気がない静かな山も貸切の満足感の反面寂しさも感じる。
2本目は確認したラインを撮影できるように先に滑り降りた。ところが、思っていたのと方向がちがい、ずいぶんスキーヤーズレフトに逸れてしまった。残りのメンバーの誘導もイマイチ失敗して、想定したラインで滑ってもらえず反省。
マッシュジャンプの練習をしながら再びボトムまで降りて、帰るために登り返し。途中、犬と一緒に滑り降りてくるスキーヤーと遭遇。こちらは登山口からの登りトレースの方へ帰るので、そこでお別れ。
3本目のデザート的斜面。出だしの疎林が程よい緩斜面なので、思い切ってあやちゃんの追い撮りをしてみた。インテリジェントアクティブモードの効き具合を試す機会だ。でも、追い撮りしていると思っていた以上にスピードが出て木にぶつかりそうになり、怖くなってフレームからあやちゃんがはみ出してしまった。
最後、オープン斜面の上へトラバースして待機していたエスキックスとOへ合図を送り、滑り降りてくるのをカメラを構えながら待つ。ボコボコで滑りづらそうだったけど、案外楽しかったようだ。帰りは登りトレースをひたすら戻り、無事に車のところへ到着。14時半くらいに下山して後片付けをしていたら、さっきすれ違った犬スキーヤーも降りてきた。結局、この日会ったのは彼だけ。
帰る途中、鶴亀温泉へ行って汗を洗い流して温まった。こんなに汗をかくとは思っていなかったし、かえって汗冷えして寒かった。温泉のお湯がぬるく感じる。せっかくなので露天風呂に入ったのに、温泉へ着く直前から吹雪始めたので、内湯へ戻る短時間でさえものすごく寒かった。
食堂で食べるのを楽しみにしていたけど、仕込みが終わるのが早くても16時と聞いていたのでゆっくり温泉に入っていたのに、残念ながらまだ食べられないようだ。悔しいので休憩室でダラダラしているとようやく営業開始。19日までの期間限定「潮彩丼」に惹かれて食べていたのだけど、ウニはいまいち。ホタテも生ではないし、量も多くなく、値段相応だった。
それでも空腹が満たされたので、いい気分で家路につくことができた。残り少なくなった正月休みだけど、いい雪が降っているので、翌日の行き先も考えながら札幌まで走った。
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