18/2/17 1107峰
カミフからスーさんとキャプテンを迎えてキロロでバックカントリーw
新年会のときにスーさんが索道協会の1日券無料引換券が当たったので、キロロで一緒に滑ろうという話になった。ちょうどカナちゃんも来るし、327gさんも来れるかもしれないということで、代表も田中パパもいないけれど、三段山クラブの道央遠征のような顔ぶれだ。
スーさんたちがキロロは初めてということで、ゲレンデにするかバックカントリーにするか迷ったけれど、今はチケットがないとバックカントリーへも行けないので、この機会に両方楽しんでもらうことにした。初めは余市岳を狙っていたのだけど、天気予報は一向に改善しない。前日まで様子を見ていても、低気圧のせいで強い風が予想された。例え晴れ間が出ても、風が強くては雪も悪く寒くて辛いだけだ。
それに、ちょうど前日の2月16日から、キロロにオフピステエリアというバックカントリーなんだかただのコース外なのかよく分からないエリアができて、未圧雪を滑りやすくなったようなアナウンスがあった。最悪、そこを中心にゲレンデで楽しんでもいいというつもりでガイドモードだった。
メンバーは残念ながら327gさんが来れなくなったけど、代わりにキンペイさんが一緒に滑れることになり、エスキックスもいて、急遽、カズくんも参加することになり、思いがけず8人の大所帯になった。ただ、カズくんは今回もテレマークはしないらしく、なかなかテレマークツアーにならない。
キンペイさんの家を7時半に出発する予定だったので、自宅を7時すぎに出た。キンペイさんをピックアップして予定通りまずは銀座屋ベーカリーで朝食のパンを調達。クロックムシュのクロワッサン版とお気に入りのトマトとオリーブのパン。桂岡のセブンでコーヒーと行動食も調達して、あとはキロロをまっすぐ目指す。
カズくんはすでにキロロの駐車場に到着しているらしいけど、こちらは予定通り9時すぎの到着を目指して雪が降りまくっている峠道を走っていく。エスキックスのすぐあとに駐車場へ着いたと思ったら、スーさんたちも予定より早く到着して、早々と合流できた。
まずはチケットに交換したり買ったりそれぞれやってもらってからマウンテンクラブへ集まる。8人分の登山計画書を書いていると、なんだかガイドっぽいw キロカカード8枚と一緒に提出すると、人数が多いのでスタッフがチェックするのにも時間がかかる。
全部済ませてファミリーリフトに乗ったのは結局、10時すぎ。意外と天気が良くて嬉しい。シールを貼り終えて入山したのは10:20くらいだったおかげで、先行者がラッセルをしてくれていた。ありがたくトレースを使わせてもらう。
1107の尾根に取り付くころには、かなり上を先行者のパーティーが登っているのが見えた。しばらくしてその下にも別のパーティーが登っている。でも、今期は三菱山以来で実質初めてのBCというキンペイさんが結構辛そうなので、休憩をとりながらゆっくりペースで登る。自分もラッセルをしないで済むので楽だ。
中腹で天気が変わり始める。風向きが変わって雪が吹き付けて来た。思っていたより早く天気が崩れてしまったようだ。滑るつもりだった斜面はスノーボードのガイドツアーらしきパーティーが気持ちよさそうに滑り降りていった。先行していたスキーのパーティーもハイクを止めて滑り支度を始めた。こちらは人数も多いので、もう少し奥を滑ろうと標高を上げてみた。ところが、残念ながら思った以上に藪が濃い。若干テクニカルになってしまうので、無難に尾根を越えて沢の方へ向かった。
面ツルで残っていて滑れそうだけど、前日からの南風が当たっているはずだ。きっと重いだろうと思いながら、とりあえずはある程度広さを確保して斜面をシェアできるので、北風に叩かれながら滑る準備をした。カミフで鍛えられている人たちだから大丈夫だろうw
向かいから別パーティーも登ってきたので、さっさと滑り降りることにした。撮影するためにファーストで落とす。ノールまではパックされていて足を取られないように注意しながらフォールラインへ落とし込んだ。すると、雪は想像以上に重い。しかも風で地吹雪が視界を遮って前が見えない。オープンなのは分かっているので勘でターンして滑り降りたけれど、とにかく雪が重いのでスピードも出なくて、板の太さのおかげでなんとか下まで無事に到着。
続いて滑るみんなも重い雪に苦戦していた。3Dのスーさんは相変わらずの滑りで降りて来たけれど、キンペイさんは細い板が深い雪にさらわれて、下まで来るのに数回転んで消耗してしまった。雪が重いので転んだ後に起き上がるのも一苦労だ。唯一、スノーボードで、しかもインポッシブルのカズくんだけがまともに滑っていた。日和ってアルペンにしたエスキックスも無難にこなす。
トラバースして2本目と思っていたけれど、トラバースが何気に檄ラッセル。登りのラッセルよりもはるかに重い。1本目で少し慣れたとはいえ、テレマークには手強い斜面が続いた。またも転倒者続出で、かなりの修行だった。
そんなわけで、バックカントリーはこれで終了。滑り終えても日差しがまた照らして、雪の重さはともかく、まずまずのコンディションだった。
マウンテンクラブへ戻って下山報告を済ませたけれど、大会で休憩室が使えないので、とりあえずはみんな車へ戻って荷物を置いて、行動食を食べながら後半戦のゲレンデの準備をした。自分もスノボにマテリアルチェンジ。
キロロを堪能すべく、ゴンドラに乗って上を目指す。強風で長峰が動いていないので、滑れるコースを滑ることにする。ところが、上に着くと1107と同じで強い風が吹き付けて寒い。朝里エリアは1本コースを滑り降りただけで、ゴンドラ下を滑って下まで降りることになった。
コースはどこもボコボコで滑りづらくて疲れる。途中で大会の会場を通り過ぎる時にパウダーゾーンにノートラックが残っているのを見つけたので、次はセンターに乗ってみた。ところが、上にはスタッフが立っていて、聞いてみると実はそのノートラックは大会のファイナル用に残してあった場所らしい。通りで不自然に残っていたわけだw
コンディションも良くないので、キャプテンもスーさんもそろそろ満足っぽいし、キンペイさんは限界っぽいので、最後に余市を1本滑って終了した。一応はBCとゲレンデでキロロを堪能できたんじゃないだろうか。余市岳はなかなかタイミングが難しい。
スーさんたちは武蔵亭へ泊まるので、みんなで温泉に入りに武蔵亭へ行く。車の中で食べたカナちゃんからもらったお菓子が美味かった。
まるで白銀荘のときのように露天風呂で長湯をしながら話して、その後はスーさんたちの部屋まで押しかけて生チョコとシフォンケーキを食べながら、キンペイさんの人生相談に耳を傾けた。「相手の方が我慢していると思うことが大事」のようだ。
スーさんたちと別れてから、帰りに銭函へ寄って餃子を食べて帰った。しばらく食べたいと思いながらも食べれなかったので嬉しい。でも、昼ほどではないけれど、さすがに晩飯どきの店はなかなか混んでいた。
家に着くともう19時すぎ。翌日に備えてとりあえず荷物を片付けて干すものは干してビデオの取り込みをしたけど、編集途中で寝落ち。目が覚めたら急いで布団に入った。
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