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18/3/10 余市岳

念願叶って今期初の余市岳。

msrnの怪我や天気が悪いせいで1ヶ月近く山へ行けてなかった。特に、今シーズンはキロロのシーズン券を買っているので、行くチャンスが多いはずの余市岳へなぜかまだ行けてない。雨が降ってコンディションは悪そうだったけど、土曜日はようやく晴れそうだったので、とりあえず、登る準備をしてキロロへ向かってみた。

安全運転のためいつもより15分早い6:45に家を出発。途中、また銀座屋ベーカリーでパンを買って、セブンでコーヒーと行動食を買ってからキロロを目指す。道路は乾いていて走りやすいけど油断はできない。張碓から朝里までは食べるのを我慢して運転に集中した。

山道は結構滑りやすかったけど、それにしても前の車は遅すぎる。早く出た割に到着は8:30を過ぎた。駐車場へ着くとエスキックスたちを発見。向こうも余市岳へ行こうかどうか迷ってたらしい。一方、ズミさんたちはアーリーライディングで様子見してから決めるらしく、ゲレンデ装備で準備していた。山かゲレンデか悩んだけど、雲は薄そうなので、思い切って登ることにして、さるさんにも一応、連絡。

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コンディションが悪そうな割にゴンドラはBC装備の客で混んでいる。塚原さんのところのツアーなのか20人くらいの団体まで。ゴンドラトップでシールを貼ってから外へ出ると、余市岳はまだ雲の中だけど、9時半にスタート。

ガスってないし、太陽がぼんやりと見えているので、期待はできそう。幻想的な景色を楽しみながら歩く。

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すぐに青空まで見えてきて、喜んでしまう。例え、余市岳が晴れなくても、雪が悪かったとしても、こうして青空と雪の美しい景色を眺めながら久しぶりに歩けただけで満足だ。

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後ろからスプリットのナオさん、フミさんが続き、さらに後ろにはなまらの国の大集団が追ってくる。

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久しぶりに歩いた飛行場はとても長く感じた。カリカリのアイスバーンにところどころ雪が5cmくらい溜まっているだけなので、ラッセルもなくて歩くのが楽。これならスノーシューでも良さそうだ。

コルへの下りは緩斜面とはいえ、ボコボコアイスバーンをシールを付けたままツアーモードで滑り降りるのはなかなか緊張した。なまらの客は初心者もいたのか、コルでビビって横歩きしてる人もいたらしい。

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コルからはぼんやりと見える稜線を登っていく。もちろんカリカリ。どこまでシールのまま行けるか。行けるところまでシールのまま登って、適当なところでツボ足に変えるつもりだった。

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でも、直登で結構上まで登れて、厳しくなった頃には、風下に雪が溜まっていたので、そっちへ移ってジグを切って登ったら、シールのまま上まで登れてしまった。腕は疲れたけど、滑落に怯えながらザックにスキーを取り付けるのも嫌だったので。

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上まで登ったものの、南東面を見下ろすとなんとも微妙。風が抜けるせいか、雪は吹き飛ばされていてカリカリ。かえって手前の方が雪が載っていた。

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みんなが到着するのを待って、相談の結果、もう少し奥まで歩いてみることになる。知らないうちに追い越されていたさるさんに追いついて気づく。お互いいつもとウェアがちがったせいかもしれない。

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奥まで行ってノールの下を偵察へ行くと、さっきと変わらずカリカリの斜面にところどころ薄っすらと雪が載っているだけ。下の方は縦溝もばっちり見える。登り返す価値はないだろうということで、諦めて北斜面の沢筋を滑ることにした。

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景色だけはとにかく素晴らしい。大雪の方まで見渡せて、駐車場で諦めなくてホントによかった。

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どうせなので今年初めて余市岳のピークを踏む。羊蹄山もバッチリ見えた。

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そして、滑りはというと、もちろんカリカリ。アルペンでよかった。標高を落とすと多少は新雪が積もっていて柔らかいところもあったけれど、すぐにガリっと音がして下地を擦る。

対面の樹林内はマシだったようだけど、ガリガリと音が聞こえていたので、滑り終えたらちょっと休憩してからまっすぐ下山した。

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下山で多少登ったのだけど、やっぱりハイクはテレマークの方が圧倒的に楽だ。スキーを履いたまま歩くのに疲れてしまった。

早く帰って鍋の準備をしなくちゃいけないので、急いでマウンテンセンターまで滑り降りる。スキー場は雲より下なので、ときどきガスって視界がなくなる。マウンテンクラブに下山報告したらすぐにキロロを出発した。滑りは厳しかったけど、期待通り晴れて登れたし、個人的にはとても満足した山行だった。

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