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MAKE ST LIGHTが欲しいかも

ばんけいナイターで小回りできなかった理由を考えてみた。

もしかしたら、ビンディングの取り付け位置の問題もあるかもしれないと思って、ミクピストルと比べてみる。

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右がミクピストル。左の黒いのがMake ST。スペックは以下の通りだ。

K痛 ミクピストル(K2 Seth Pistol)
Size: 179 cm
Sidecut: 128/95/118
Radius: 24 m (189 cm)

Vector Glide Make ST
Size: 180 cm
Sidecut: 125/90/115
Radius: 21.5 m

ぱっと見では、180 cmのMake STの方が 179 cmのミクピストルより短く感じる。でも、ビスの位置を比べても1 cmもちがわない。ビンディングの取り付け位置はあまり関係なさそうだ。

改めてスペックを比較してみる。Make STのSidecutがミクピストルと比べて、-3/-5/-3であることを考えると、Radiusはほとんど同じはずだ。単純に3〜5 mm細くなったと考えていいと思う。小回りしやすくなってもいいはずだ。

ただ、Make STはノーズロッカーなので、実際に比較してみる。

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測ってみると、ノーズ側の接雪面が8 cmバックしている。テール側も1 cmほどテール側に移動しているので、接雪長が約7 cm短くなっていることが分かった。どうやらスペック以上にRadiusは短くなってそうだ。それにセンターも半分の3〜4 cmは後ろに移動してそうだ。ポジションが前に行っている感覚は、相対的に前出ししてることになってるのが原因なんだろうか?

接雪長が短くなっているということは、フレックスも相対的に硬くなっている可能性が高い。たわみづらい原因も、やっぱり硬さのような気がしてきた。ただし、板のフレックスはブーツとちがってスペックが数値で示されていない。少しでも定量的に比較してみたかったので、簡易的にフレックスを比較してみた。

まず、雑誌を重ねてノーズとテールを乗せる。次に、自分が板の上に乗ってみて、沈み込む長さを測ってみた。

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まずはミクピストル。臭そうな靴下はご愛嬌w

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沈み込み量は91 mm。続いてMake ST。

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沈み込み量は73 mm。確かに、18 mm、約2 cmも沈み込み量が少なくなっていて、ビンディングの有無もあるとはいえ、Make STの方がフレックスが硬いことが確認できた。

Make STは他の板と比べると柔らかいとは思うけれど、Vector Glideの板だけあって硬くて張りは十分強いようだ。以前はSoftflexというモデルがBoldなどいくつかの板にあったけれど、今はLightという名前に置き換わっている。それらのフレックスがMake STよりも柔らかいかどうかは分からないけど、少なくとも、今のMake STよりも柔らかいMake ST Lightが欲しいと思った。

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