レガシィの廃車
ドライバーと同乗者を守ってくれたレガシィとのお別れ。
中央分離帯のガードレール(ボックスビーム)に前から突っ込んだレガシィのフロントは、外部はバンパーはもちろんヘッドライトから何から破損し、内部もフレームまで曲がってしまった。事故直後は辛うじてエンジンがかかったので、警察の誘導で脇道に退避するまではなんとか自走できたけど、バッテリーの以上を示すランプが点灯していて、パワステも働いていなかった。
レガシィは自動車保険のロードサービスで朝里の修理工場へといったんレッカーされた。その後、ディーラーのスバル札幌西店へ入庫の連絡がついたので、その日のうちに朝里から運んでもらった。
ボックスビームの支柱に損傷があり、国道を管理する開発局に警察から連絡が入り、散乱した車の部品や破片を清掃してもらった。費用は後日請求されるとのことだった。
事故現場からはタクシーで帰り、途中であやちゃんを地下鉄駅まで送ってから帰宅した。保険のサービスで交通費が出るらしかったので。
保険の担当者、開発局の担当者と連絡をとって、休み明けに損傷したボックスビーム等の補修と清掃の費用を聞いた。保険を使うと3等級下がるので、3年間の保険料の差額8万円以上なら保険を使う方がいいということだったけれど、その費用はなんと65万円もかかるらしい。交通整理を行って、夜間の工事になるために、費用が嵩むそうだ。ダメなときにどうせ突っ込むなら極力雪山にすべきだw
一方、事故当日にディーラーへスノボやスキーの回収へ行ったときに、レガシィの修理費用の概算を聞いて驚いた。想像していた倍の金額の120万円。フレームが曲がっているので、それを直すには相当の費用がかかるらしい。特別な愛着があるわけでもなければ、同じ金額で同じ年式のレガシィの中古車が買えることを考えれば、とても修理する気にはなれない。走行距離も10万キロを超えた10年目の車なので、車両保険もエコノミー型にしてから保険金も出ない。もう廃車にするしか選択肢はなかった。
それにしても、車検をとった直後の廃車なので、あまりに切ない。最低でも2年は乗るつもりだったのに。プントの買取も車検直後だったし、どうもタイミングが悪い。誰も怪我しなかったことが何よりなのだけど、今後、車をどうするか考えると頭が痛い。
9日の夕方、廃車の手続きと車に残っていたものを引き取りにスバルへ行った。4階に停められているレガシィは、すでにバッテリーが上がってしまっていてドアのロックも動かない。実家に寄生してるときに車選びには自分も加わり、登山やスキーへ行くのにずいぶんとお世話になり、プント以上に愛着を感じる車だ。こんか形でお別れするのはとても残念だけど、直してあげる余裕もない。スバルとして作られた最後のスバルらしいレガシィ。このレガシィとのお別れは、スバルとのお別れにもなるだろうな。
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