プリンタの延命処置
廃インクのエラーで印刷できなくなっていたEPSON EP-801Aのメンテナンス。
痛板のステッカー印刷でもずいぶんお世話になったEP-801Aも、買ってからもう10年経った。すでにスキャナは使えなくなってエラーが出たまま。ついに廃インク吸収パッドも吸収量の限界に達したとかで、修理センターへ交換を依頼するようにというエラーが出て印刷できなくなってしまった。ただ、修理対応は2015年度末で終わっている。
ここを読むと、インクジェットも印刷ドット数をカウントしているらしく、カウンターをリセットして廃インクを処理すれば、また使えるようになるようだ。ありがたく先人の知恵をお借りして、早速、試してみた。
まずはEPSON Adjustment Program(EAP)をダウンロードした。Parallels上のWindows 8にEP-801Aの電源を入れて認識させた状態で、EAPを起動。
Particular adjustment modeをクリックして、次のウインドウでConsumable maintenance counterを選択。
次の画面でMain pad countreとPlaten pad counterにチェックを入れてInitializationをクリック。
初期化が終わるとプログラムによる指示に従い、プリンタの電源を切る。プリンタの電源を入れ直すと、廃インクのエラー表示はもう出なくなった。
続いて廃インク吸収パッドの処理。こちらは何気に大変。ともかく、吸収パッドを取り出すところまで分解。
マイナスドライバーを使って慎重にこじ開けた。
EP-806ABについてはここで解説されている。後継機種は吸収パッドも交換しやすく改良されているようだ。一方、801Aは複雑に入り組んだ部品に合わせてカットされた吸収パッドが隙間なく埋め込まれている。まだインクが染み込んでなくて真っ白の部分もあった。
でも、底の方のパッドはインクでべちょべちょ。このまま使い続けるのはためらわれる。
806ABの真似をして、家にあった化粧用のコットンに詰め替えることにした。
中央付近は本体側にギアがあるので、巻き込まれないようにそこは他より少なめにしておく。見た目が酷いなぁw
本体にはめ直して、恐る恐るプリンタの電源を入れると無事に起動した。スキャナのエラーは相変わらずだけど。
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