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ブユの恐怖

まさか、ブユに食われてこんなに酷くなるとは思わなかった。

朝、公園へスラックラインをしに行って、ブユに食われたのが土曜日。その晩には傷口の周り直径3cm弱が腫れて熱をもっていた。

翌朝起きると、脚は浮腫んでパンパンになっている。肌が引っ張られているのでビリビリ痺れたような痛みがある。しゃがんで足首を曲げると痛い。日中は我慢していたのだけど、さすがに夜には痛みに耐えかねて保冷材をタオルに包んで患部に当てた。

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左右を比べると、思った以上に太さがちがう。スラックラインでは左足が軸足になって動きが鈍いので、ブユが止まりやすかったのだろう。右足よりも集中的に食われている。右足も腫れていないわけではないのだけど、食われた箇所が多い左は圧倒的に浮腫んでいる。ちなみに、利き足は右なので、本来は右の方が太いのが自然だ。

ブユは血を吸うときに蚊と同じように麻酔作用のある毒を人間の体内に注入するらしく、人間は血を吸われても気づかなくなってしまうようだ。恐ろしい。ブユが小さくてよかった。血を吸われているのに気づかないまま、全身の血を吸い尽くされてしまうなんて、恐怖で背筋が寒くなる思いだw

まぁ、そんなアホな想像はともかく、こんな状態なので、暑くてもビールが飲めない。漆に被れたときと同じく、ビールを飲んで血行が良くなったら、痒みも増して余計に酷くなるのはまちがいない。こうなってしまっては、1週間ほど大人しくしている他ない。


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