« 17-18シーズンの映像 | トップページ | VU葬 »

風のような物語

読書の秋だろうか。これまで写真しか見てなかった星野道夫の「風のような物語」を読んでみた。

この本は写真集のように見えて、実はエッセイもかなり収録されている。家にあったのはハードカバーの古いものだけど、今では文庫版も廉価版も発売されていて、かなりお買い得になった。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アラスカ風のような物語 (小学館文庫) [ 星野道夫 ]
価格:864円(税込、送料無料) (2018/10/14時点)

楽天で購入
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

風のような物語新装版 Alaska [ 星野道夫 ]
価格:3456円(税込、送料無料) (2018/10/14時点)

楽天で購入

文章は「旅をする木」とまったく同じような印象で読むことができた。出版はこちらの方が早いのだけど、時系列を意識することはない。むしろ、写真も載っているので「旅をする木」よりも臨場感がある。いきなりエッセイ集を読むより、写真と一緒に読めるこういう形態の方が、星野道夫の文章を読み始めるには合っていると思った。

たまたま「旅をする木」を先に読んだけれど、その中で彼がアラスカへ初めて行った経緯が綴られていた。当時、高校生の彼が、アラスカのエスキモーの村にホームステイを依頼する手紙を送った話だ。「風のような物語」は、その手紙を受け取ったエスキモーの話で終わる。時系列はともかく、エッセイ集に加えて「風のような物語」も“読む”方が楽しめる。

「旅をする木」の他にもエッセイ集が出版されているようなので、そのうち読んでみよう。

| |

« 17-18シーズンの映像 | トップページ | VU葬 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 17-18シーズンの映像 | トップページ | VU葬 »