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「雪崩から身を守るために」in 北大工学部

今年も講演会「雪崩から身を守るために」を聴きに行ってきた。

といっても、昼すぎまで用事で出かけていたので、14半くらいにチャリで北大へ向かった。予報では曇りだったのに、昼からは雨がパラパラと降っている。カッパを着ていただけなので、北大へ着くとパンツは濡れてしまっていた。慌ててクラ館へ入ろうとすると、いつもの講演会とちがってあまりに寂しい。変だと思って講演会の情報を調べなおすと、どうやら今年は会場が北大工学部に変わったようだw

恐る恐る工学部に入ると、1階ロビーで藻ーリスさんに会った。しばらく話してから2階の展示ブースへ行ってみると、パドルクラブのブースでケンくんとNGさんが話してるのを発見。ケンくんには最新のギア情報などを教えてもらう。

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そのうち及川さんの講演が終わって休憩時間に入ったようで、ぞろぞろと講演会の会場から展示ブースへと人が流れてきた。先日葬儀場で会った人とか、冬以来の人とか何人かと再会したものの、今までより知った顔が少ないような気がする。みんな講演会に飽きてきたのか、講演会の魅力が薄れたのか、知り合いの来場者は減ったのかもしれない。

休憩時間終了ギリギリ前に講演会の会場へ入ったつもりだけど、すぐに発表が始まったので、急いで席についた。最初は阿部幹雄さんによる那須雪崩事故の報告。高校山岳部の生徒が多数被害に遭って死亡した痛ましい事故だったけど、バックカントリーの事故ではないということで、これまであまり真剣に事故の内容を調べたことはなかった。そんなこともあって、今回は興味深く講演を聞いていた。

講演の最後で、事故で生き残った生徒と幹雄さんが幌尻岳?を登ったことが紹介された。阿部さんが彼にこれからどんな登山をしたいか聞くと、「みんなが生きて帰って来れる登山」だと答えたそうだ。「山で死んではいけない」と訴え続けている幹雄さんらしいエンディングだった。さすがはプロ。やっぱり上手いなあ。

次の中村さんによる調査報告も那須岳の雪崩だったせいか、午前中出かけていた疲れが出たのか、暗い会場でスクリーンを眺めているうちに、気づいたら意識が飛んでいた。涎を垂らしそうになって一度目が覚めたけど、次に目が開いたときには講演は終わっていた。

結局、その次の気象庁の荒木さんの発表もほとんど寝ていたのだけど、最後に話していた、地方気象台で大雪警報の予報のようなものを1週間くらい前から出していて、それもチェックするのを薦めていた。パッと見ただけでは見つけられなかったので、今度よく探してみよう。

この後予定があるので、講演会は3つ発表を聞いただけで、といってもほとんど昼寝しに来たようなものだったけど、急いで会場を抜け出して雨の中帰宅した。スタッフのみなさん今年もおつかれさまでした。

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