19/2/17 上砂川国際スキー場跡
おでんや倶楽部でオレンジマン(テレマーカー)とのセッション。
パンケの湯の駐車場に7時半集合なので、5時半に自宅を出発する予定だったのだけど、いつも通り20分遅れで出発。コンビニに寄って行動食と朝食を調達してから高速道路に入る。美唄を越えた辺りでQちゃんカーらしき車が見えたら、思った通り車からみんなが手を振って応えてくれた。そこからはひたすら手動追従走行。
高速道路を降りてからもしばらく走ったら、ようやく温泉前のスキー場跡が見えてきた。結構ギタギタになっている。さすが、バックカントリー入門者のための楽園。
てっきりQちゃんカーにGumboさんが乗ってるのかと思ってたら、降りてきたのはMさんでびっくり。オレンジマンとGumboさんが一緒だった。気づけばメンバーは9人の大所帯。まるで三段山クラブのよう。
8時前にスタート。正面のコース跡には高速道路ができているので、ひたすら直登でピークを目指す。気温が高いのでこの日はビブはやめてパンツに、フリースも薄手のものにしたけど、風が強くて思ったよりは寒い。スキー場跡は2段になっていて、中間はほとんど平地に感じた。テントが張ってて驚いた。どうやら単独の先行者のものらしい。
ピークまで到着したら、一度コース跡を途中まで落とすことになった。完全にはリセットされていないけど、先行者がほとんどいないので。撮影するためにファーストで滑らせてもらうと、残っているトレースが微妙に気になる。ノートラックだと思うと引っかかるので油断ができない。撮影は3、4人一度に滑るのを撮るのでなかなか難しかった。
登り返す準備をしていると、バックカントリー初心者っぽい人たちを連れたガイドっぽいパーティーが登ってきた。登りも遅く直登もできないっぽいので、自分たちは追い越してさっさとピークへ戻った。
ここからはもう少し本格的なBC。Qちゃんのガイドで滑走したけど、聞いていた通り複雑な地形で手ごわい。オープンはコース跡らしいけど、整備されていないせいか細かい地形が隠れていてスピードに乗れない。ここを初見でちゃんと滑るにはまだまだ修行が足りない。
いいところまで滑り込んだらシールを付けて登り返し。次のドロップポイントまで来ると、今度も先が見えないドキドキ斜面。撮影しようとまたファーストで左脇から落としたら、不運にもちょうどジャガイモだらけのラインになってしまい、ターンもできずに突っ切って、オープンになった丘の部分で止まってカメラを構えた。
Qちゃんはフォールラインをまっすぐ降りてきたけど、半数以上が良さげなところまでトラバースしてしまって、木の陰であまりカメラで捉えられない。複雑な地形や植生があるところでは、撮影もまた難しい。
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ともかく、悪天候や高い気温にもかかわらず、思いのほかいい雪が滑れたのは満足だ。帰りもそんなにしんどくないし、さすがQちゃん。ただ、最後に3cmほど雪が積もった道路をうっかり滑ってガリガリっと音がなったのには焦った。もう春がそこまで近づいている。
温泉からの排水溝の上では、アライグマが温まっていた。自分たちも体を温めようと温泉へ向かう。お湯の温度は高めで初めはよかったのだけど、残念なことに露天風呂がない。逆上せそうなので早く上がった。
オレンジマンたちの飛行機の時間もあるので、ゆっくり食事をしたりはせずに、砂川でアップルパイだけ食べて帰る。ほんだのは食べたことがあるけど、ナカヤのも美味いらしい。全員で押しかけて整理券をとって待つ。買ってすぐ店内のベンチに座って食べ始めるインバウンドなおでんや倶楽部。焼きたては美味かった。甘すぎずに酸味が効いていて、これならお代わりもいけた。
厳冬期は終了な天気予報だけど、シーズン残りになんとしてもスプリットボードでパウダーを滑らねば。
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