19/2/3 余市岳
今シーズンついに滑った余市岳。ついに滑った山ボード。
この週末はmsrnがVTUCへ行って独身なので、せっかくだからスノボをしようと声をかけていたのだけど、上手くメンバーが集められなくて、結局、土曜日はテレで行くことになった。そして、札幌国際近郊を滑ろうと、当日、8時半すぎに駐車場に着いてバッグを開けると、なんと中にはスノボのブーツが入っていたw
持ってきたのはテレビンディングを取り付けたGenius。他の人たちから借りれるのは、雪板、アルペンスキー板、スノーシュー。さすがに一人だけシューと雪板でみんなに着いていくのは無理なので、諦めて一人帰宅。
今度こそはと日曜日、シューとスノボでしっかりと準備をして確認も済ませて出発。駐車場に8時半前に着くと、バッグの中には間違いなくスノボブーツ。スノボも入っている。シューもザックに取り付けてある。今度こそ忘れ物をせずにマウンテンセンターへ向かった。
天気が良かったので迷わず余市岳を目指すつもりだったけど、意外とマウンテンクラブは先週ほどの賑わいはない。それでも早めに並んでキロカを集めて6人のパーティーの登山計画書を提出した。ゴンドラを降りると目の前にはドーンと余市岳。余市岳が呼んでいるw
一人だけスキーのまさまさまさきのり2さんが速いペースで歩いていくので、最後尾を必死についていった。他のシューのメンバーもすごく速い。先行パーティーが休憩をとる間に黙々と歩いて次々と追い抜いて、気づくと自分たちのパーティーがほとんど先頭。2さんはスキークランポンも付けずにそのまま直登で進んでいく。シューのみんなもコルで休むことなくそのまま急登に移る。ようやく傾斜が緩くなって余裕ができたので後ろを振り返ると、後続パーティーがズラ〜っと続いていた。
相変わらず余市岳では熾烈な競争が繰り広げられる。競争相手は滑り手同士に限らず、ボトムではうるさいエンジン音を響かせるモービラーたちも待ち構えている。息切れした呼吸を整える間もなく滑る支度を済ませて、ドロップポイントに立つ。
ファーストで降りた2さんによると、全面パックでピステのようなコンディションらしい。すごく久しぶりの山ボードで怖かったけど、動画を撮りたいので二番目に滑らせてもらった。
でも、1ターン目でいきなりビビる。パウダーではなくかなり締まった雪で、エッジが嫌らしい感じで食い込む。起伏があったら跳ね飛ばされそうな感じで、思わず1ターンしてすぐに一旦止まって、心を落ち着かせた。久しぶりなので無理をして転んで怪我をしてはかなわない。スピードが出るコンディションだからといって、無理にカービングしないで適度に減速しながら滑り降りた。その甲斐もあってか、珍しくボトムまで転倒せずに到着。自分もずいぶん大人になったものだw
続くみんなも手ごわいコンディションに手こずっていた。とはいえ、天気がいいのが何より。余市岳のオープンは晴れて視界がないと滑れないので、急いでドロップしてよかった。というのも、2本目雪が飛ばされてなさそうなところを目指してトラバースしているうちに雲が出てきた。午前中のほんの数時間しか気持ちよく滑るチャンスはなかった。
2本目の沢筋はそれほどパックされていなくてまずまず。ザックを背負ってのボードにも慣れてきて、1本目よりはターンに余裕が生まれてきた。トラバースしてからプリンに取り付く。登っていると期待以上に雪が溜まっていて深い。自分もがんばってラッセルに参加、といっても、スキーの後ろだけど、ズブッと埋まるシューの辛さを噛み締めながら登った。
登った面が案外よかったので、一度ここを落とすことにした。すると、思った通りここが本日のベスト。もちろん軽くはないけれど、十分な深さの積雪でしっかりと板を踏み込んでターンできて、パウダーを楽しめた。
登り返してプリンを落とすのだけど、なかなかいいラインが見つからない。縦横無尽に広がるモービルとバイクのトレースを見ると、滑った時の不快さが思い浮かぶ。覚悟して滑ったけれど、案の定、トレースを乗り越えるたびに不愉快な衝撃が伝わってくる。スキーやスノボのトレースとはちがった、機械によって人工的に作られたと感じさせる硬い振動。モービルは機動力が高いのだから、もっと遠くで遊べばいいだろう。嫌がらせされているようにしか思えない。人が来ないところで遊べばいい。
モービルのトレースに足を取られて、減速して止まろうとしたそばの木にモービラーのおしっこを見つけて、それを避けようとしたら逆にどんどん吸い込まれていき、ミクを汚すわけにはいかないと必死で止まったら軽く立木に衝突。まぁ、衝撃もないほどだったし、おしっこにも突っ込まずに済んだのでよかった。モービラーはトレースばかりかおしっこまで残して行ってホントにけしからん。いや、自分もおしっこはするけど。
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最後にツボ足でハイクしてリフトへたどり着くともうヘロヘロ。しばらく休んでからリフトに乗ってゲレンデに復帰した。みんな滑り足りないのかゲレンデではびゅんびゅん飛ばす。自分は太ももがもたないので止まり止まり。シューは登りでも太ももが疲れるようで、この最後のゲレンデにとどめを刺された。
あまりに疲れていたので、マウンテンクラブでしばらくボーッとしていたら、帰りにスタンプラリーのはがきを出すのを忘れてしまったorz キロロの湯で温まって、一期一会であんかけ焼きそばを食べて、家に着いてから気づいたw
今回は写真をいっぱい撮ってもらえて嬉しい!
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