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四季ミクジニアス スプリット その7

ここからは肝心のソールの仕上げ。

ソール付きの専用インサートビスがソールから出っ張っているのは、以前書いた通り。どう考えても滑りに悪影響がありそう。

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これをコツコツとメタルスクレイパーで削っていく。メタルスクレイパーはホルメンコールのものを秀岳荘で買った。

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要領はリペアキャンドルのときと同じで、とにかく平らになるように削っていく。

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メタルスクレイパーはよく削れるので、油断しているとうっかりソールまで削ってしまう。怖いのでガムテでソールを養生。

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これである程度出っ張りが少なくなるまでガツガツ削る。完全に平らではないけれど、引っかかりが小さくなったくらいでとりあえず終了。

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続いてホットワックスをかける。ハイクではシールを貼ることになるので、ホットワックスは必須だ。それに、ホットワックスをかけることでソールの細かい傷は気にならなくなるはずと期待。

今回、ホットワックスは初めて秀岳荘でかけさせてもらった。レジカウンターで店員にお願いしてからワックス台を借りる。

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作業のときはツーリングブラケットを挟むと固定しやすい。

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まずは、ワックスリムーバーでソールの汚れを落としてきれいにする。その後、ホルメンコールの黄色のワックスを使ってワクシング。

秀岳荘のワックス台は、ワックスを塗ったら上に置いておけるので便利だ。ミクちゃん、たかいたか〜いw

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ブラシは3種類用意されているので、最後は馬毛でしっかりと磨き上げてピカピカに。ちなみに、秀岳荘でワックスをかけていると、客のおじさんたちに声をかけられる。あまり山スキーをしなそうな人からも、ベテランの山スキーヤーからも話しかけられた。でも、見えてるのはソールだけなので、痛板の話はしなかったw

きれいにワックス台を掃除してから帰る。そして、じゃーん。

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一見美しく見えるソール。しかし、……

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ん?

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スクレイピングしていてもp-texにスクレイパーが引っかかっていたし、ブラッシングでもp-tex周りが汚い。でも、まぁ、パウダーなら問題ないだろう。それに、フックのビス穴にはワックスが残っている。

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こっちは宿命だと思って諦めるほかない。

さぁ、次はシールの準備だ。

その8へつづく。

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