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四季ミクジニアス スプリット その8

自作スプリットボード製作の最後は、シールの準備。

これまでシール(クライミングスキン)はG3かBlack Diamondを使ってきた。Coll-texやGekkoなどの糊を使わないものも登場したけれど、信頼性を優先して従来の糊タイプを使い続けている。ところが、それはそれで糊のデメリットも大きく、かれこれ10年使っているG3のシールは、糊がデロデロになって、これまでに2回Black Diamondのゴールドラベルで糊を張り直している。

糊はダメになっても、肝心のスキンの方はまったく問題を感じない。10年経っても登りでずり落ちやすくなった気もしない。糊さえ張り替えればまだまだ使えそうだ。

干し方が悪かったり、春に使うと一気に糊がダメになる。パウダーしか滑らなかったり、寒い部屋で干すことができていた頃は良かったのだけど、最近は諦めてソールに糊が残っていても、見なかったことにして滑るようにしているw

そんなわけなので、今回はシールを変えてみた。選んだのはポモカ。POMOCAは実は老舗のメーカーで、G3やBlack Diamondよりも昔からあったらしい。だけど、しばらく押されていたのが、数年前からかわいいカラーリングで話題になり始め、最近では周りでも女子に人気で見かけることが多くなった。そして、今シーズンはスプリットボード用も出たらしい。デザインもゴマちゃんで、かわいいミクとも相性が良さそうだ。シールのバッグも無駄にかわいいw

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ポモカのシールは、スプリットボードが完成する半年も前に秀岳荘セールで購入して大事に保管してあった。でも、スプリット製作がもしも失敗したときに売ったり、スプリットを買ったときのことも考えて、スプリットが完成するまでカットはしなかった。やっとミクスプリットが完成したので、貼り付けてカットすることができるようになった。まずは、ソールに貼り付けてみる。

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サイズはMで、168cmまで対応のものだけど、Geniusを割るとテールはかなり極悪な尖り方なので、テールフックがだいぶ食い込む。

裏返してみると、結構はみ出しているのが分かる。このはみ出している部分は、付属の専用カッターで切り取る。

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スプリットボードを自作するのに比べたらはるかに簡単で、シールのカットなんて目をつぶっていてもできるくらいだw

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なんて思っていたら思ったより左右でズレたw でも、ともかくはシールのカットは完了。

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ちなみに、POMOCAがいいと思ったのは、評判はもちろん、チートシートが要らなくて、糊面を貼り合わせるだけでいいので、かさ張らなくて良さそうだから。ただ、テールクリップの付け外しは練習して慣れないと難しそう。

これでスプリットボード製作の作業も終わりだと思ったけど、まだちゃんとハイクと滑降ができるようにバインディングを取り付けていないことに気づいたw 今度こそ最後、バインディングをスライダートラックに取り付けて作業を完了する。

その9へつづく。

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