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19/3/17 余市岳

うえぴーの送別ツアーにみんなで余市岳へラストパウダーを求めて。

前日、うえぴーの家から帰るときには玄関前にも5cm近く新雪が積もっていた。天気予報でも翌日の好天は予想できたので、送別ツアーに余市岳へ行こうと盛り上がっていた。

7時にえすきっくすに迎えに来てもらい、途中、コンビニへ寄ってからキロロへ向かう。運転してもらうと気楽だ。忘れ物は心配だけど。

キロロの駐車場はいつも通りの混み具合。マウンテンクラブはラストパウダーを求めて集まってきた人たちで混雑していた。こんな光景も今シーズンはこれが最後だろう。

余市岳はガスっていたけど、天気が好転することを期待してゴンドラに乗る。ゲートからは20人がすでに出て行っているらしい。その中にはなまらの国も含まれているらしく、先頭を進むうえぴーのペースは先行者を追い越す気満々でなかなか速かった。シューでは付いていけなかっただろう。

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スタートしてからしばらくは、余市岳も晴れるのを期待して青空の下を気持ちよく歩いていた。ところが、飛行場の途中からはホワイトアウト。黙々と歩いてコルへ近づくとようやく青空が戻ってきた。テンションが上がる。

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休憩でクランポンを取り付けたり、行動食を食べているうちにみんなは次々に登り始めて最後尾になる。北面からはなまらの国も登り返してきてうえぴーたちとの競争が始まった。風邪で体力が落ちているようで、なかなかスピードが上がらないどころか登り続けるのが辛い。心肺機能がかなり低下している。それでもさすがにガイドツアーには負けずにうえぴーたちのところまでたどり着いた。

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ドロップポイントで準備を済ませたけれど、視界は一向に改善しない。そればかりか、ガスの向こうからはモービルのけたたましいエンジン音がひっきりなしに響いてくる。真っ白な中を滑り降りてヒルクライムのモービルと正面衝突してはひとたまりもない。せっかくの送別ツアーでもあるので、辛抱強く視界が改善するのを待ち続けた。

15分くらい待っていると、空に太陽が薄っすらと円く浮かび上がって歓声が上がる。斜面も明るくなる。滑れそうなくらいには視界が出た。ただし、モービルのエンジン音は続いている。この視界で9人みんな滑り降りることができるか。これが最後の視界かもしれないという判断もあり、カメラを持った自分が最初にドロップした。

一番奥で先行者のトレースの脇を選んだのだけど、雪が思っていた以上に重く感じる。ソールに粘りつくような感覚。視界も良好ではないので、普段の感覚で乗っていたら、ノーズが詰まって埋まり、止まってしまった。仕方ないので、そこからは少し後ろ乗りでノーズを上げ気味に滑ると、スピードには乗れないものの、まずまず滑ることはできた。

続くアルペンのチャキちゃん、ジニアスのmsrn、スノボの2人は気持ちよく滑ったようだけど、うえぴーとナオキックスの2人のテレマーカーは苦戦していた。予想通りのトッパー。最後のちーくんもジニアスのアルペンなので気持ちよく滑っていた。しかも視界はどんどん良くなり、みんなが滑り降りた頃には余市岳は快晴。自分が一番悪い時に滑ったようだけど、映像が撮れたので良しとしよう。

コルへ登り返すともうタイムリミットだったので、早く帰る予定だった自分たち4人は別れて飛行場へ戻り、おかえりコースでマウンテンセンターへ向かった。3人のスキーヤーのトレースをストックボードで追いかけると、途中、デザート斜面をゆったりと滑ってお帰りのトレースに合流する。

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スノボ初心者的にはここからが核心。他の3人には先に行ってもらったのだけど、直前のナオキックスが転けるので、こっちは余計にビビる。スピードを殺しすぎて途中で止まってしまっても困るので、ゲレンデに復帰するまではストックボードのまま止まりそうになったら漕いでなんとか1回転ぶだけで済んだ。

ゲレンデも雪が降り続いていたようで、最後のパウダーラインもまずまずの雪。ラインどりを間違えて失敗したけど、ラストパウダーを堪能した。

風呂も昼飯もタイムリミットには時間が足りないので、マウンテンクラブで行動食を食べて一服してから帰る。

レリーズ!13枚目。

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