言の葉の庭
AbemaTVで「言の葉の庭」無料で配信してたのでたまたま観たら面白かった。
「天気の子」公開記念で新海誠の4作品が明後日まで無料らしい。個人的には新海作品の中で「言の葉の庭」が一番面白いと思った。それに雨の描写がすごくきれいだ。
新海作品は「ほしのこえ」が公開されて話題になったので円盤で観て、続く「雲の向こう、約束の場所」も一応観た。SFなのだけど、ラブストーリーなので、当時の自分には響かなかった。
続く「秒速5センチメートル」も一応は観たけれど、まったく面白いとは思わなかった。画はきれいだとは思ったけど、やたらと語りが多くて苦手。なので、その次の「星を追う子ども」は公開されても観なかったのだけど、「君の名は。」のヒットを記念してテレビ放送されたときにたまたま観たら、案の定、ジブリアニメが劣化したような残念な感じだった。
「君の名は。」も観てはみたけれど、拍子抜け。そんなに面白いとは思えず、あんなに評判になったのが信じられなかった。というか、いったん話題になるとエスカレートするのが日本人らしいとも思えた。
そんなわけなので「言の葉の庭」にも期待していなかったのだけど、正直、新海作品の中で一番面白いと思った。他の作品のようなSFやファンタジーの要素はなく、少女漫画原作っぽい雰囲気。主人公が靴職人を目指す設定は、ジブリアニメの「耳をすませば」のバイオリン職人を思い浮かべなくもないけど、靴が歩くこと=生きること?の象徴として捉えられているようで、物語をちゃんと表現していた。逆に、「耳をすませば」では仮にバイオリン職人ではなく大工でも良かったかもしれない。
「君の名は。」の大ヒットの後だけに「天気の子」も公開が話題になっているけれど、果たしてどうだろうか。映画も映画館ではあまり観ないので、しばらくお預けだけど。
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