写真 Appのバージョンに注意
MojaveとHigh Sierraとでは装備される写真 Appのバージョンが異なりライブラリに互換性がないのは仕方ないとして、危険なのは有無を言わさずアップデートさせられることだ。
iMac(Mid 2010)はHigh Sierraでアップデートは打ち止めなので、写真 Appもバージョンは3.0で終わり。
MacBook Pro(Late 2013)はMojaveにも対応しているので、写真 Appはバージョン4.0にアップデートされている。
バージョン4.0の写真 Appで作成されたライブラリはバージョン3.0の写真 Appでは開くことができない。
アップルのアプリケーションではApertureやFinal Cut Proなど、古いバージョンで作成したライブラリは、新しいバージョンで開くときにはライブラリのアップデートが要求される。アップデートされる前に、アップデートの可否の確認とライブラリのバックアップを勧められた気がする。
ところが、写真 Appは驚いたことに、何の断りもなく古いライブラリをいきなり勝手にアップデートしてしまう!途中でキャンセルもできない。当然、新しい写真 Appに合わせてアップデートされたライブラリは、もう二度と古い写真 Appでは開けない。プロ向けのApertureとはずいぶん対応がちがうようだ。
iTunesでは、一時期、バージョンがちがってもライブラリを共用することができて、最終対応OSが異なる複数のMacで同じライブラリを使うときに便利だった。同じように写真 AppのライブラリをiMacとMacBook Proで共用できるようにしてみようと思っていたのだけど、以上のように、残念ながら無理だとわかった。
現状では画像の凝った編集を行うことはないので、Apertureのライブラリは今まで通りiMacで使用できるようにする。iMacはHigh Sierraのままなので、Apertureが起動できなくなることはない。つまり、Apertureから写真 Appへ移行する必要がない!?
いったいApertureから移行する覚悟はなんだったのか、という話だw というわけで、iMacではApertureと写真 Appでマスター画像の共用を目指してみる。ただし、差し当たっては急ぐ必要がないし、画像の参照についてはApertureほど写真 Appは融通が利かないので、今後、上手く共用する方法を模索してみる。
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