Snow Air Junkyの見方
テレマークを始めてから8年経って改めてSnow Air Junkyを見ると、以前とは見方が変わった。
そのときは、一本杖を振り回しながらテレマークターンをするNishidaさんの滑りがかなり衝撃的に映った。バカなので自分もやってみようと考えたこともあったけど、あの長さのものを車に積んだりリフトに持って乗ったり、いろいろと問題がありそうであきらめた。
そんなわけで、「一本杖」ばかりが印象に残っていたのだけど、今見てみると、すっかり見方が変わっていることに気づいた。
というのは、国連でスピーチしたグレタちゃんのスウェーデン→北欧→フィンランド→ヤンネ・ラハテラ→モーグル→エドガー・グロスピロンといって、エドガー・グロスピロンの映像を何本か見ていた。例えば、これとか。
何本もアップされてるのだけど、とにかく今のモーグルよりもアグレッシブでぶっ飛んでいるように見える。
その後、なぜかテレマークの映像も見ていたら、たまたま現れたのがSnow Air Junky。久しぶりに見てみると、一本杖は相変わらずのインパクトではあるのだけど、それ以上にHideさんたちのテレモーグルがすごい。
当時の細板革靴か何かよく分からないけど、明らかに今の道具より安定感で劣る道具でコブをガンガン攻めている。プラスチックブーツにケーブルビンディングという組み合わせの自分の滑りよりも激しい。脱帽だ。そうえいば、エドガーはヘルメットどころかビーニーさえ被ってなかったな。
結局、テレマークは道具じゃない。道具がより安定なものへと発展した一方、滑り手の技術は後退したと言ってもいいかもしれない。楽に滑れる道具に変化したことで、同じ滑りを楽にこなすのではなく、滑りがゆるくなってしまったように感じる。上手くなりたいなぁ。
最初に見たのは、確か何回めかのバフンで三段山クラブの大西さんが紹介してくれたときだった。
| 固定リンク | 0
コメント