Apertureと写真 Appとの使い分け
いろいろ悩んだ末、結局、Apertureから完全には移行せず、写真 Appと使い分けることにした。
iPhone SE本体の容量(64 GB)には限りがあるので、iPhone SEで撮影した写真や動画はどこかへバックアップして、本体から削除する必要がある。iCloudを有料で使う気はないので、素直にローカルへ保存することになるのだけど、メインマシンのMacBook Proだって容量(256 GB)に限りがある。当然、バックアップ先は外付けHDDとなるのだけど、これまではApertureのライブラリに読み込んでバックアップしていた。
差し当たっては問題なかったのだけど、iPhone SEを含め、以前使用していたiPhone 4SやiPhone 5Sで撮影した写真もMacBook Proでいつでも見れるようにした方が便利だと思うようになった。いずれはApertureからライブラリを移行しなければいけないと思っていた、というか思わされていたので、この機会にiPhoneの写真についてのみは、思い切って写真 Appへとライブラリを移行したのは、以前、書いた通りだ。
そのままApertureのライブラリ全体も写真 Appのライブラリへと移行しようと思っていたのだけど、ライブラリのアップデートには異様に長い時間がかかる。数時間経ってもアップデートの準備すら進まない。その間、写真 Appへ移行するメリットを調べていたのだけど、結果としてApertureは使い続けた方が便利だという結論に到達した。
というのも、サブマシンのiMacはHigh SierraのままでApertureを使い続けることができるからだ。Apertureよりも機能面で劣る写真 Appに移行する必要性はない。Apertureが対応していない新しいカメラを使っていたならともかく、iPhoneでしか撮影しなくなった今となっては尚さらだ。
というわけで、写真 AppはiPhoneで撮影した写真と動画にのみ使用することにする。歴代iPhoneで撮影した写真と動画を読み込んだライブラリをシステムフォトライブラリとして、マイフォトストリームも利用する。
ただし、マイフォトストリームでは写真だけしか保存されないし、ライブラリ内に保存されて容量を食うので、バックアップのときはライブラリからいったん削除する。iPhoneから直接イメージキャプチャでUSB外付けHDDに取り込んでバックアップし、写真 Appでライブラリに読み込んで参照する。
ApertureはiMacでほぼこれまで通りに使い続ける。iPhoneのライブラリのバックアップにApertureはもう使わず、たまに使うコンデジで撮った写真や友達からもらった写真のバックアップなどにだけApertureを使う。もしかしたら古いデジイチを取り出すかもしれない。
ある意味問題を先送りした形ではあるけど、Apertureを趣味以下の使い方しかしていない今なら現実的な選択だと思う。いろいろ調べて勉強にはなった。iOS13とCatalinaについては、リリース後の評判を聞いてから考えよう。
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