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icon 8 1/2 上映会

icon 8 1/2 上映会へ行ってきた。

開場の時間は確認したけど会場を確認しないままとりあえずエルプラザへ向かうと、幸いなことに、例年通りエルプラザでまちがいなかった。これでちがう会場だったらアホだな。

開演までは20分くらいあったけど、ホールの入口には関係者らしき人たちが並んでいる。入っていく人が見当たらないので恐る恐る入っていこうとすると、「どうぞ」と招き入れられた。中へ入ってみると実はもう結構たくさんの人が後ろの座席に座っている。100人くらいはすでにいたんじゃないだろうか。

知り合いの顔をいくつか見つけながらも、まっすぐいつものように前から2列目のイス席に陣取る。やっぱりせっかくの上映会なのだから大きなスクリーンで大きく見ないと意味がない。開演までまだ時間があったので本をひたすら読んでいると、ふと会場のざわめきが授業が始まる前の教室のように感じた。観客が増えるごとに徐々に騒々しさを増していく会話の重なり。そんなことを感じているうちに時間になったようで開演の挨拶が始まった。

出演者が多数会場へ来ているということで、カメラマン?のケニヤ?ケニア?さんに続いて、iconファミリーの人たちの挨拶があった。タイトルについては、前作から4年も経ったけど映像がそんなに多くないので言い訳の意味で1/2としたらしい。実際には2/3くらいらしいけど、icon 8 2/3にはしなかったようだ。8 1/2、つまり、8.5なわけで、制作が遅れて放送に間に合わなくて総集編になったアニメを想像したけど、さすがにそんなことはなく映像はすべて新しいもののようだったw

スノーボード、スキー、テレマークの3ジャンルが今回も登場する。雑誌でもそうだけど、今は自分で全部やるようになったので、どの滑りを見ても楽しめる。試写会へ行くようになったはicon 5からだった気がするけど、当時はスキー以外興味なかったのでゲレンデをスノーボードで滑る映像とかは退屈だったけれど、今はそれぞれ楽しめるようになっただけでも、いろいろやってみるものだと思う。それでも、作品の中ではそれぞれはっきりと見所が異なっているように感じた。

スノーボード、といってもスノーサーフと言った方がいいのかもしれない。会場に来ていた玉井さんをはじめゲンテンライダーの滑りは独特だ。一言でスタイルと済ませるのは無粋な気がするけど、サーフィンの映像も交えながら、「iconスピード」と調和した世界が広がる。

一方、スキーはというと、挨拶で浅川さんが「暴れてきました」みないに言っていた通り、スピード出しすぎなんじゃないかというくらいにぶっ飛ばしていた。後ろの座席からも「速えぇ」というため息が漏れるのも聞こえた。スノーサーフのスタイルに対してアグレッシブネスとでも言うべきだろうか。

テレマークはどちらともちがった。少ししか出ていないと挨拶で笑って話していた栃内さんたちが結構スティープな斜面を滑っているシーンもあったけれど、全体的には圧倒的に少ないテレマークの映像は、ほとんどまったりとした滑りだった。

テレマーカーとしては、これじゃあテレマークやりたいと思う人はいないかもしれないな、と思ってしまう内容で残念に感じてしまった。スノーボードとスキーに混ざってしまうと、テレマークがここまで中途半端に映るとは。道具の限界からアルペンほどには安定性がない以上、スノーサーフのようにテレマークらしいスタイルを出すしか魅力は伝わらないんじゃないかと思った。

20時すぎと遅い時間で会場も暗いので、眠気をこらえながら観ているときもあったけど、今回は寝ることなく全部観ることができた。2/3といえど、確かにまずまずの見応え。やっぱりフレームワークが上手だなぁ。ドロップする順番もノートラックの映像が撮れるように考えられている。

映像の中で違和感を覚えたのは、終盤の一部のシーンだけノイズが大きくて解像度が低く感じられた点だ。もしかして4年前の早い時期に機材を更新したのだろうか。あるいは単に撮影や編集の問題なのか。全体的にきれいな映像だったので、そこだけが気になった。

あとは八幡平のシーンでモノローグの文字が小さい上に結構な分量で追うのが大変に感じた。文字数が多いので映像を観る余裕があまりない。なんという本だったか覚えていないけれど、何か古書の文章を引用した古い文体なので余計に。これまでは出演者が語る場合が多かったような気がするけど、実際に映像で観てみると、映像の中の長い文章って頭に入りにくいんだと思った。秋庭さんの語りではダメだったんだろうか。

上映が終わって挨拶に拍手が続いて響き、なんとも言えないテレマークの寂しさを胸に抱えながら席を立って帰ろうとしたとき、大島くんがこちらを見つけて握手を交わした。確か「テレマークがんばりましょう」だったっけ。心を見透かされたような、あるいは同じ思いを持ったのか、個人的に一番スタイリッシュなテレマーカーからこの言葉をかけられたのは心強く感じたけれど、そのまま逃げるように会場を後にした。

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