19/12/5 札幌国際スキー場
さすがにそろそろガッツリ滑りたいと思って、msrnに付き合って札幌国際へ行ってきた。
初滑りでスノーボードは滑っているので、今度はスキーにしようと思い、MAKE STとアルペンにビンディングを換装したGeniusを持った。当然、ブーツもアルペンとテレ2足なので荷物が重い。
心配なのはアルペンブーツのFTブーツ。2008年に型落ちで買った。何シーズンか使っていないとはいえ、今シーズンで12シーズン目だ。片方の足のバックルが1個壊れて調整ができなくなっている以外は今のところは故障はないけど、加水分解でいつ割れるか分からない。
ともかく、道具を準備してから寝て、朝は6時には起きて、昨晩のトマト鍋に冷やご飯を突っ込んで雑炊にして食べ、行動食をバッグに詰め込み、スキー4本と道具を車まで運んで積み、なんとか7時半くらいには出発できた。ところが、平日のこの時間はちょうど通勤ラッシュ。真冬並みの冷え込みで凍結路面になっており、車はノロノロ運転でなかなか進まない。今どきは高校へ親が車で送るのか、高校の前から渋滞が起きていて良い迷惑だった。
せっかくなので張碓へ寄ってみると、ブルーシートがちゃんと薪サークルにかかったままで安心した。さすがにもう根雪だろうから、雪が重しの役割もしてくれて春までは大丈夫だろう。
トラウマの張碓峠を無事に越えると、朝里の交差点で事故でもあったのか、なぜか警察がいてまた流れが悪くなる。冬のはじめとはいえ、運転でずいぶんと神経が磨り減った。
9時すぎにスキー場の駐車場に着くと、平日にも関わらずずいぶん車が停まっている。シニアデーだったのだと後から聞いた。自分の早くシニアデーに滑れるようになりたい。
始発から30分以上遅れているので、下から見えるダウンヒルコースにはトラックがかなり入っている。チケット売り場にはオレンジマンの団体がいた。msrnが4時間券を買ったので、迷った末に自分も4時間券にした。もともとパウダーを滑りに来ていないので、MAKE STを持ってゴンドラへ向かう。
1本目はmsrnが生のオレンジマンの滑りを見てみたいというので、こっそり追いかけて滑ってみた。すると、自分は途中で太ももパンパンだけどノンストップで滑り降りていくので、仕方なくゴンドラ乗り場まで追いかけた。で、msrnの感想は「普通」w
2本目はmsrnの希望でダウンヒルへ行ったけど、MAKE STだと深雪に潜って失速するので全然楽しくない。疲れるだけ。その後、整地を滑ったらカービングが気持ちよかった。パウダー滑るならボードかGeniusだな。
1時間くらい滑ったらmsrnが休憩したいというので、いったん下まで降りて休憩をとると、面倒だからもうアルペンに替えてしまうことになった。すると、この日は珍しくミクジニアスについていろいろ話しかけられた。「オシャレな板」なんて褒められたのは久しぶりだ。痛板の作り方を簡単に説明してみたり。隣のmsrnは呆れてるぽかったけどw
板を持ったときから重いと感じていたアルペンのジニアスは滑っても重かった。MAKE STに比べて滑らされている感がかなりする。ギタギタの斜面でもかっ飛ばせる走破性はあるけれど、楽しくない。1回激しく転けて左のスキーが解放した。転んだ時のダメージもテレマークよりデカいなぁ。
どうやったら楽しく滑れるか考えながらあれこれ滑り方を変えてみたけど、アルペンビンディングだと自分の体重と脚力ではあまりたわまないので限界を感じた。もっとスピードを出したらもう少しマシかもしれないけど、コース的に厳しい。msrnが上がるタイミングで思い切ってもう一度テレマークに戻してみた。
チケットの残り時間が少ないので慌ててブーツチェンジしたら、なんとFTブーツのバックルが割れている。転んだ時に壊れたみたいだ。
動揺しながらゴンドラに駆け込んで、それでも、山頂に着き次第コースへ飛び出すように滑り始めた。太ももはすでにかなり辛かったけど、やっぱり楽しい。アルペンの滑りが相対的にものすごく不自由なものに感じてしまった。硬いブーツとビンディングで両足を板に固定して自由度を制限した状態では、自分の意思でコントロールできる要素が非常に少ない。その点、テレマークでは安定と不安定を自分の動作で自由自在にコントロールできる。この違いはとてつもなく大きい。先シーズン、一度もアルペンで滑らなかったのも無理はない。
結局、テレマークに戻してから2本しか滑れなかったけど、太ももが限界だったし、何より満足したのでアルペンで終わらなくてよかった。
一応、スタンプラリーのはがきをもらったけど、果たしてレリーズできるのだろうか。
帰りは餃子が食べたかったので、久しぶりに銭函青空3丁目。平日の中途半端な時間だけに空いていた。薪ストーブを見つけたので、その前の席に陣取って暖まりながら餃子定食を頬張る。
食べ終わると強烈な眠気に襲われたけど、必死に睡魔と戦いながらなんとか帰宅した。
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