Scarpa T2 ecoの前傾角度
買ってから10年も経ってから、前傾角度に2種類あるって知ったw
次々と周りのテレマーカーがNTNへ以降している状況で今さらなのだけど、T2 ecoの前傾角度を16度と19度のどちらかを選択できるようになってるのだと双樹くんから教えてもらった。なんと、今まで知らないで使っていたw
ウォークモードで直立した状態から、スキーモードへレバーを切り替えて、前傾していくとパチッと音を立てて固定される。これが16度。
前傾した状態でスキーモードに切り替えて、前傾を緩めて脚を立てていくとパチッと音がして固定される。こっちが19度。
写真だとぱっと見よく分からない程度のちがいしかないけど、踵の上の金具が19度の方が長く露出していて、前傾角度が大きいことが分かる。
これまでは何も考えずにどっちかの方法でスキーモードに切り替えていたので、前傾角度がどうなっていたかを全然把握していなかった。そこで、今シーズン改めて前傾角度を調整して滑ってみた。
幌加内の2日目は前傾角度が浅い16度の方で滑ってみた。すると、なんとなく上半身が踏ん反り返るような感じで前足にあまり乗れない。
1月末のゲレンデからは前傾角度が深い19度の方で滑るようにした。どうもこっちの方が調子がいい。自分の滑りには前傾角度は深い方が合っているようだ。コブを滑るときはもちろん前傾角度が大きい方がいい。
一方で、そもそもスキーモードでは滑らずにウォークモードで滑る人たちもいる。三段山クラブの田中パパはその典型で、NTN乗りとは対照的な腰高のゆったりとした滑りだ。ウォークモードの方が足首が曲がるので深い方の19度よりもさらに前傾させることもできるだろう。でも、逆に踵が上がる前に足首が曲がるので後ろ足の動きが緩慢になってしまう。
今の自分にとっては、75mmでNTNのような滑りもできるという意味での自由度が欲しいかな。
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