20/3/29 前十勝岳
今シーズン初めてカミフへ出かけて三段山クラブのツアー。
密かに三段山クラブのスプリットチームでスプリットボードセッションを計画していたので、呼びかけてもらったところ代表以外は結構みんな参加できるみたいで、当日は10人の大所帯で賑やかな山行になりそうだ。天気もいいのでちょうどいい。
白銀荘に9時集合なので、いつも通り予定の10分遅れの6:10に自宅を出発。寄り道して時間をロスしたくなかったので、行動食も朝食も用意して直行した。三笠ICまでは高速道路を走り、下道も桂沢までは道路が乾いていて走りやすかったけど、さすがに山道はところどころアイスバーンで怖い。それでもなんとか8時半には白銀荘の駐車場に到着。意外にもかなり混んでて驚いた。
先に着いてたカズくんと話しながら準備してると、MKさんと遭遇。スプリットボードを見せてもらったら激太でクランポンがはまらないのも無理はない。
三段山クラブの他のメンバーのところへ行くと、行き先は前十勝岳に決まり、コロナ対策でいつものようにロビーへは行かず、外で準備してそのまま出発するようだった。トイレだけ借りて支度を済ませてスタート。
下界は暖かいけど標高が高いだけにさすがに寒い。札幌近郊とはまったく違う。装備も冬に戻しておいてよかった。駐車場から見ていた通り、斜面の下まで行っても雪がないことが分かる。
カバワラを登ってから千春沢へ入ってみたけど、中はガリガリの上に斑らに薄っすら溜まった新雪が乗っている。それでも他に滑るところがないので、みんな思い思いのラインで落とす。千春沢はハーフパイプみたいで案外面白かった。
登り返してボブスレーシュートへ向かう。もちろんガリガリ。試しにクランポンを取り付けるとさすがにないより登りやすい。ただ、取り付け方は検討の余地がありそうだ。
今度は撮影のためファースト。シュートには入らずに撮影ポイントへトラバース気味に滑り降りたけど、ガリガリでなかなか厳しかった。
今度はお帰りのつもりで登り返し。スーさんがトラバースするけど、ガリガリで他のみんなは着いて行けそうもないので、滑った沢筋を登り返した。自分だけはスーさんの後を追いかける。せっかくクランポンもあることだし、どのくらい使えるか把握しておきた。
実際に使ってみたところ、クランポンのおかげでトラバースでずり落ちる心配はなかったけど、かなりギアに負担がかかるように感じた。板とブーツがかなり捻れるのでバインディングも心配だし足もちょっと痛い。
みんなはかなり上からトラバースしていたので、スーさんと二人先に滑り降りた。コンディションはここも変わらず厳しい。他のみんなも下だけよかったようだ。
それでも天気がいいのでまっすぐ帰るのはもったいなくて、それぞれ好きなところまで登り返して最後の1本まで楽しんだ。
下山は少し苦労したけど、みんなに置いてかれるほどのことはない。他のパーティーの前ですっ転んだときに、板がカワイイと言われて気分も良いw
駐車場へ戻るとパパとママ以外は温泉に寄らずに帰ってしまった。4人でカップ麺を食べてから温泉に入り、サウナにもちゃんと3セット入ってから白銀荘を後にする。
スーさんの家にパパたちと寄ってmsrnが着物や帯を見せてもらい、最後まで残った自分たちが帰る頃にはもう18時半。
お腹が減っていたのでサウンドブースへ行って晩御飯を食べた。白銀荘から風呂に入らずに帰ったはずのTKDさんにばったり会ってビックリ。家族で温泉と食事に戻って来ていたらしい。
店の外へ出ると星空がとてもきれいだった。月が出ていても星が明るい。札幌では星空がきれいだなんて感じることがないので、羨ましく感じてしまった。
札幌への帰り道はmsrnが珍しく寝ていなかったので、自宅まで延々と夫婦喧嘩をして帰ったw おかげで眠くはならなかったけど。
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