20/3/22 余市岳
またまた行ってしまった余市岳w
3連休前半は天気が悪かったこともあり、自宅や実家の片付けなどをしていたのだけど、さすがに最終日くらいは滑りたい。ちょうどGumboさんたちも来てるので、おでんや倶楽部のツアーに混ぜてもらえることになった。
ところが、前日の夜にmsrnが寒気がすると言い始めた。熱が出そうなので早く寝てもらったけど、状況が状況だけに発熱があってみんなと出かけるのは憚られる。翌朝の体調で決めることにしたとはいえ心配だった。そんなわけで、夜から家庭内別居w
山行の支度をせずに寝たので、早めに起きて支度をしていたけれど、起きる時間になっても起きてこないmsrnに確認すると、熱は下がったけど行かないということだった。当然の決定とも言える。
さすがに、元気な自分まで休む気にはならないので、一人でもキロロへ出かけてツアーに参加することにした。慌てて出かける準備の続きを済ませて、ほぼ予定通り7時すぎに自宅を出発。朝食に作ったおにぎりと行動食用に残っていたパンを持って、スキー場まで直行したおかげで、8時すぎには駐車場に着いた。駐車場でzoomyさんたちに偶然会ったら、予想通り二人も余市岳へ行くらしい。
すぐにおでんや倶楽部の面々も到着したので合流してマウンテンセンターへ向かった。トイレを済ませてチケットを買い、余裕をもって登山計画書を提出。ゴンドラで山頂駅まで行き、シールを貼ってから外へ出ると、天気はいいけど思ったより風は強くて寒く感じる。
キロロへ来るとやっぱり知り合い(キ畜)が多いので、余市岳へ行く人、ゲレンデを滑る人が声をかけてくれる。嬉しいことだ。こんな痛い人に対してもみんな優しい。
先行者もいるしパウダー争奪戦に加わる気もなく、この日はお散歩だ。msrnがいないのでテレではなくスプリットにした。差し入れの甘夏ピールシフォンケーキをQちゃんが持ってきてくれて山でコーヒータイムを楽しむそうだし、春らしくのんびりできそうだ。
ところが、そんな穏やかな気持ちに水を差したのがスノーモービル。ふと余市岳の方へ目を向けた瞬間、黒い小さな塊が、いつも滑り降りている斜面から上がってきて稜線上で集まるのが見えた。そして、そのままピークの方へとさらに進んでいく。
確かにこの日は南東面のコンディションは滑るにはどうかというところだけど、まさか自分たちがゴンドラから降りてピークを目指して歩いているときに、先に斜面をギタギタにして登って行かれるのを見ると、楽しい気分もすっかり萎えてしまった。
コルからクランポンを取り付けて登って行くと、南東面の様子が分かった。すでに落とした人もいたけれど、薄っすら雪が付いていて意外と良さそうに見える。それを知ると余計にモービルが憎らしく思えた。
そんなこともあり、とりあえず、予定通りピークへ向けて歩く。途中、偽ピークで風を避けながらコーヒータイム。Qちゃんからもらった干し芋が美味かった。ついでに行動食もがっつり食べる。
しばらく休憩してからピークへ移動。ピークから次々と帰ってくる人たちとすれ違うので、南西面は滑れないんじゃないかという不安が高まる。ピークで記念撮影してから滑降準備を済ませて南西面へ移動すると、案の定、Qちゃんからは「×」の合図が届いたw
仕方ないので北斜面へ入るけど、トラバースもガリガリで怖い。ボードなのでふくらはぎが攣りそうだった。ファーストで落としたQちゃんはボコボコガリガリ斜面に難儀していた。苦笑いしてしまう。沢筋のナチュラルパイプを楽しむのもよかったけど、無難に雪が付いてそうな斜面を選んで滑らせてもらうと、期待以上によかった。やっぱりこの時期ボードの方がハズレがない。
斜面の下半分は雪がよかったので、ボトムから対面を登り返して滑ることになる。幸い、こっちも雪はよかった。ところが、撮影のためにファーストで行った自分は日陰の面ツルボウル地形に酔ってしまってまともに滑れなかった。前にもここで同じように失敗してたのに。せっかく雪がいいのに悔しい。ただ、他のメンバーは満足な滑りをできたようなのでよかった。
お帰りもスムーズにゲレンデへ復帰。最後のゲレンデを滑ってツアーは終了だけど、ちょっと滑り足りない。荷物を片付けながらゲレンデを滑るかどうか決めようと、とりあえず車に戻ったけど、やっぱりもうちょっと滑りたい。チケットももったいないので。
他のみんなとは別れて一人でソリッドボードを持ってゲレンデへ行くと、ちょうど帰るところのしーばさんと会った。一緒に滑ることになって、ありがたいことに追い撮りもしてくれるそうなので、お願いして1本だけ滑ることにした。
さすがに時間も時間なのでバーンは荒れてきている。ザックがないのでバランスはとりやすいけれど、カービングの練習をしてると下に着いたら太ももがパンパンだった。しかも、滑ってるときにキロカを落としたみたいで、しーばさんが拾ってくれたらしい。危うくキロカ紛失するところだったけど、しーばさんのおかげで助かった。追い撮りまでしてもらって感謝、感謝。ホントによかった。ポケットからポカリを落としたあやちゃんを笑ってたことがあったけど、自分もちゃんとポケットに気をつけなくてはw
時間も時間なので温泉には寄らずに急いで帰った。
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