20/3/14 朝里岳
キロロのゴンドラとリフトに1回ずつ乗るだけで3,900円も払うのはアホらしい、というようなもっともなことを言われたので、朝里岳へスカイキャビン片道1,440円で行ってきたw
ちょうど札幌へ来るまめあきさんがmsrnの願いを聞いてテレマークも持ってきてくれた。せっかくなので自分もテレで山へ行こうとあちこち調べてみたけど、風が難しい。前日の強い西風、当日の南風の影響、さらには3月の強い日射も考える必要がある。しかも、msrnは加齢で体力の低下が著しいし、朝の出発が早いと無理だと言われるので、行ける場所は限られる。そうなると、キロロが無難だけど、3,900円がアホらしいと言われたら、もう札幌国際へ行くしかなくなる。
それでもできるだけ早くスタートしたいので、家を7時前に出発。コンビニで行動食を買ってからスキー場へ向かう。道路は雪解けが進んで路面が出てるので走りやすい。朝里からは遅い先行車のせいで時間がかかったけど、予定通り8時前には駐車場に着いた。
合流してシールを貼ってからチケット売り場へ行くと、なぜか激混み。どうやら試乗会にゲンテン乗りが集まってきてるらしい。
スカイキャビン片道を買ってからゴンドラを乗りに行く。他人との濃厚接触はしたくないので、自分たち3人だけで乗車。まぁ、みんな板は中積みなのでちょうどいいのだけど。でも、ゴンドラは窓全開で寒い。自分たちだけなのだから、閉めればよかったw
ゴンドラを降りて準備してるとシューのボーダーが2人追い越していった。2パーティーくらい先行者もいるっぽい。
スキーのトレースを辿っていくと、山スキーのおじちゃんだったので追い越す。適当なところまで登って滑走準備をしていると、シューのボーダーも追いついてきた。先に滑ろうと斜面へ向かうと、msrnが「ここはダメだ」とどんどん先に行ってしまう。自分が滑ろうと思った斜面も滑りたくはないようで、msrnが雪が溜まってそうなボウルへ行こうとすると、そこへさっきのシューの2人がやってきて滑ろうとしてる。結局、その2人が滑ってしまったので、自分が最初にそのボウルを落として下から撮影することにした。パックされてはいないしクラストしてもいないけどちょっと重い。斜度も緩くて物足りなかった。
登り返して2本目は、最初に滑り損ねたオープンへ。風の影響による小さなうねりがあるけれど、モナカにはなっていない。気持ちよくボトムまで滑り降りようとしたけど、ノールを越えた途端にクラスト地帯に突入。部分的かと思っていたけど意外にも前面に渡っていて、耐えきれずに外足を弾かれて転んでしまった。ノールが邪魔で撮影もできないので、仕方なくつぼで登り返して良さげなラインを探した。すると、msrnが「寒い」と言って待ちきれずにキレている。とりあえず、まめあきさんに先に滑ってもらったら、ライトは上からクラストでもっと酷いらしい。フォールラインに素直に短く滑って2本目は終了。
最後の3本目は日射の影響を避けて樹林を滑ろうと登り返したけど、直登がきつすぎたらしい。msrnは転んで頭から滑り落ちて頭を板にぶつけたそうだ。試しに奥の様子を見に行っていると、msrnから「シールをはがす」と言われた。こっちが偵察していても待っていられないらしい。年をとるとせっかちになって困る。奥は別のパーティーが滑っていたので、手前の疎林からオープンへ抜ける緩斜面を滑ることにした。
また撮影のために先に滑ってみると、表面がサンクラスト気味のモナカでちょっと難しい。板を横にはできない。木の下は枝から落ちた水でもっと酷かったらしくて、たまらずに転んでしまった。やっぱりこの時期ストレスなしに滑るのは難しい。
下山はお帰りコースを先行トレースをたどる。先行者に心から感謝。例年より雪が少ないのでお帰りコースもなかなかエグい。スプリットでは無理だったなぁ。
下山後は温泉、飯と思って、前に時間が遅くて行きそびれたクラッセホテルのランチセットにしようと向かったのだけど、行ってみたら残念ながらコロナの影響でランチはやってなくて温泉だけ。まず食べたかったので、一期一会へ行った。
まだランチメニューが食べれる時間なので、カツ丼とミニラーメンのDセットを注文した。ボリュームは満足だけど、カツ丼の肉が硬すぎる。繊維がものすごくて噛み切ることができないほど。ラーメン屋でカツ丼を食べるべきではなかったかも。
まめあきさんは温泉に入らなくていいっぽいし、msrnも早く帰りたいそうなので、そのまま家に帰って、たまゆらにでも行くことにした。
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