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行者にんにくは採りすぎるべからず

今年初めて自分で行者にんにくに畑を見つけて喜んで採りまくっていたが、どうやら採りすぎだったようだ。

新型コロナのせいで19-20シーズンが早く終わってしまい、代わりに山菜採りに行き始めたのだけど、例年より時期が早いので、いつもの場所がまだ雪解け前で育っていない。行者にんにくが生えてそうな場所を探し歩いたのだけど、なかなか見つからない。地形図を調べてから出かけ、ようやく3回目で家族で食べれるくらいの量が採れた。

その後、欲が出て地形図から目星を付けた場所へ行ってみると、あるはあるはまさに行者にんにくの畑。エゾシカの食べた痕もあったりして、山菜だということが意識された。

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調子に乗ってたくさん採ってしまったけれど、実は、行者にんにくは成長に時間がかかり繁殖力が弱く、採りすぎると減ってしまったり、細くなってしまうらしい。これまでは若い1枚葉のものは採らずに2枚葉のものだけ採るように注意していたけど、それでもダメ。同じ場所で毎年採りたければ、採るのは1/3程度で我慢しないといけないようだ。あるいは、次の年には別の場所で採り、何年かおきに採るようにする必要があるらしい。つまり、複数の人が採っているような場所は、すぐに採れなくなってしまうようだ。自分の畑を他人に教えないのはこれが理由の一つかもしれない。

行者にんにくの畑の場所は、できるだけたくさん知っておいた方が良さそうだ。しかも、できるだけ他人が来そうもないアプローチが困難な場所がいいだろう。

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