ハンドミキサーの修理
ハンドミキサーも10年以上使い続けているとさすがに壊れるようだ。
ハンドミキサーはロールケーキを初めて作ったときに家の近所のホームセンターで買ったものだ。シフォンケーキづくりではずいぶんとお世話になった。メレンゲを作るお菓子はすべてハンドミキサーの出番だ。後継機種の外見はずいぶん様変わりしている。
何かのアニメで登場人物の女の子がお菓子づくりは自力にこだわっていたのを見て、一度だけハンドミキサーを使わずにメレンゲを作ってシフォンケーキを焼いたことがあったけど、メレンゲが柔らかすぎたみたいで上手く膨らまなかった。ハンドミキサーなしでメレンゲを最後まで仕上げる根性がなかった。それ以来、ハンドミキサーを使わずにメレンゲを作ったことはない。
半年ほど前、シフォンケーキを作っているとき、これからメレンゲを作ろうとハンドミキサーを取り出したのだけど、スイッチを動かしてもうんともすんとも言わなかった。もしやと思い分解してみると、案の定、スイッチのケーブルが断線。
スイッチオフの位置だとケーブルが引っ張られて負担が大きいようで、10年以上繰り返し使っているうちにすべての銅線が切れてしまっていた。
ボウルには卵白に砂糖が投入された状態。ここでやめるわけにもいかないし、ハンドミキサーを使わずに手でメレンゲを作る根性もない。そこで、切れたケーブルを詰めて応急処置をした。ビニルテープで一応、絶縁と補強。
これで一応はハンドミキサーは使えるようになったので、急いでメレンゲを作ってシフォンケーキを焼いた。
応急処置でだましだまし使っていたのだけど、先日、ついにまた動かなくなった。分解すると、案の定、ケーブルがはずれている。ちゃんと固定しないとだめなようだ。
同じように応急処置をしてもすぐにまた断線してしまうので、今度は思い切ってはんだ付けしてしまうことにした。といっても、はんだこてを持っていないので、ホームセンターへ買いに行った。はんだこてははんだなどのセットでお手頃価格で売っている。
幸い、中学生の頃に技術の授業で使ったはんだづけの道具が残っている。
ハンドミキサーくらいの家電なら、買った方が安いかもしれないけど、できるだけゴミにはせずに、直して使えるものは使い続けたい。それに、作業自体はちょっとつなげるだけなので簡単。
使う機会が少ない道具が増えるのは邪魔だけど、ハンドミキサーを買い換えるよりは安上がりで済んだ。
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