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レンジフードのファン掃除は二度とやりたくない

聞くと引っ越してきてから一度もレンジフードのファンを掃除していないと言うので、母の日に花を贈る代わりにファンの掃除をしてみた。

リフォーム済みの中古マンションに引っ越してから約5年。4年くらい前にレンジフードのフィルターまでは一応、一度掃除はしたらしいけど、ファンは取り外せなくて掃除しなかったそうだ。

テムレスで完全武装してるし、iPhoneが油で汚れるのが嫌なので写真はほとんど撮らなかった。ママンの名誉も守らねばならないしw

とにかく、酷い汚れっぷりだった。整流板の表面からは油の雫が垂れ落ちそうになっている。キッチンのカウンターが汚れないように新聞紙を敷いておいたけど、作業スペースが足りない。

油でヌメヌメするスイッチを押しながら整流板を取り外すと、中にはベットリと油が溜まっている。下から汚れが見えないのはいいけれど、汚れていないと錯覚するのでよくないかも。汚れが見える方が掃除する気になる。

整流板は、まず、中に溜まっている油を新聞紙で拭いとった。ただし、油をきれいに取り去るのは大変そうなので、ボスキャラのファンに少しでも迫っておくため、重曹と重曹水をかけた状態で放置。オーブンレンジの掃除に続いて、今回も油汚れ落としに大活躍の重曹。

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整流板の上にフィルターが付いているけど、もちろんフィルターも油でギトギト。フィルターはシンクにも収まる大きさなので、シンクに入れて重曹を振りかけてボロ切れで拭き取っていく。お湯で流して、重曹で磨いてを数回繰り返すとようやくきれいになった。

ファンの蓋をはずしてご開帳。シロッコファンがお目見え。てっきりファンも油でギトギトなのかと思っていたら、回転する部品だけあって油はあまり残っていない。ただ、粘性が高い汚れがファンにびっしりと付いているっぽい。

ファンを取り付けてあるネジは回転部品なので、逆ネジだった。ネジに回転の向きが書いてあるけど、うっかり気づかずに水道の蛇口と同じように回して、きつくなってはずれなくならないように注意が必要だ。

取り外したファンはかなり汚れている。シロッコファンなので羽根が多いし隙間も狭い。指が入らないのでブラシや細い棒を使わなくては掃除できなさそうだ。

レンジフードの説明書には中性洗剤に浸けてブラシなどで擦って洗うように書いてある。中性ではないけど、ファンを重曹のお湯に浸けて洗おうと思った。ところが、余ってる風呂用の洗い桶が小さくてファンが入らない。全部は浸からないけど、とりあえず、回して浸けながら重曹水とボロ切れで洗っていたのだけど、なかなか汚れが落ちない。汚れがかたまって洗いづらいところへ集まっていってしまう。

割り箸と歯ブラシも投入して、シロッコファンと格闘すること4時間、ようやく妥協できる程度まできれいになった。

Img_7563

このファンが2段になってるので余計洗いづらかった。もっと洗いやすいシンプルな設計にして欲しい。

しかも、掃除はここで終わりではない。まだファンの周り、フィルター周り、整流板の上下などレンジフード本体の掃除が残っている。

ぬるま湯で湿らせた重曹を乗せたボロ切れを手に、ひたすら上を向いて油汚れを擦り取る。重曹のおかげでみるみる汚れは落ちていくのだけど、とにかく汚れが酷いのでボロ切れもどんどんなくなる。朝から始めた掃除も夕方まで続いてくたびれてきた。

レンジフード本体が終わったので、急いで整流板の掃除に取り掛かる。こっちも重曹でひたすら油を擦り取る。泣く泣くタイムアップで若干、汚れが残ったまま整流板を元に戻して掃除は一応、完了。

なんだかんだで1日がかり。レンジフードの掃除は大掃除でやるものらしいけど、もっとも嫌われる掃除だろう。ファンの掃除は大変なので、そもそもレンジフードの掃除を有料で請け負うサービスがあるようだ。ダスキンだと約2万円。1日、がんばればなんとかそこそこきれいにはできるけど、2万円できれいにしてもらえるなら、清掃サービスを利用してもいいと思えてしまう。

ちなみに、レンジフードはクリナップなのだけど、クリナップには洗エールレンジフードというフィルターとファンが一体化したファンフィルターの自動洗浄機能付きのレンジフードがある。ショールームで説明を聞いて感動したのだけど、自分でレンジフードのシロッコファンやフィルターを掃除したら、自動洗浄が欲しくなった。とはいえ、重曹はいっぱい残ってるので、これからも掃除に大活躍するだろう。

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