レストラン コリーナ
旅の初日のランチで立ち寄ったレストランは、景色はそうでもないけど料理は結構美味かった。
せっかくの4連休なので、今回はどうせならまとまった休みでないとなかなか行けない遠いところまで出かけたいと思った。それは、三段山クラブメンバーのタカヤさんの新居だ。入居から半年、数ヶ月前には子馬も生まれたばかり。行くならこのタイミングだ。幸い、遊びに行くことをタカヤさんも快諾してくれたので、一晩泊めてもらい、のんびりすることになった。
ただ、泊めてもらうのは25日。せっかく別海町まで行くのなら、普段行けない、まだ行ったことがない場所へも行ってみたい。そこで、23日に札幌を出発して、24日には斜里岳へ登ることにした。
斜里岳には一度も登ったことがない。もちろん滑ったこともない。夏山も都合が悪くて行きそびれ、滑りに行くのも確か東日本大震災で計画が潰れてしまってそれっきりだった。
今年は6年ぶりで夏山復帰したこともあり、タカヤさん家に行くついでに登る山としてはちょうどいい。同じくまだ登ったことがないというmsrnも乗り気だった。
23日は移動日としたので、朝はゆっくりしていた。5時に起きて出かける支度をしながら朝食を済ませて、8時くらいには出発しようと思っていた。ところが、キャンプ場に2泊して、朝晩の食材を準備したり、テントや調理道具もろもろ、着替えから何から身の回りのものも用意するとなると、思っていた以上に時間がかかる。結局、家を出れたのは予定を40分も過ぎてからで、msrnはとても不機嫌だったw
天気はいまいちで曇り空がひろがる。いつものように275号線で北上して、深川の道の駅でトイレタイムをとったけれど、さすが4連休だけあって、コロナ禍とは思えない賑わいだった。11時で昼食には少し早かったけれど、ビランチャは満席だったので、コリーナへ行って早めのランチにした。
深川ICを通り過ぎてから少し札幌側に戻って果樹園を通り抜けると、丘の上に教会が見えてくる。その奥がレストランのコリーナだった。msrnは一度来たことがあるらしく、よく知らない店に入って不味いものを食べるよりはいいだろうということだった。
時間が早いせいかまだ空いてはいたけど、窓から外が見える席は予約済み。テラスに出て食べたかったけど、店員は面倒なのか椅子が濡れているという理由でテラスで食事はできなかった。ただ、木が高く伸び過ぎていて思ったほど景色はよくない。
パスタのコースを注文してから次々と客が訪れた。早めに店に来て正解だったようだ。
前菜のサラダ、とうきびのスープ、パスタ、デザートのチーズケーキとコーヒーはどれもまずまず美味しかった。特に、スープが美味かった。パスタの茹で加減もちょうどいい。でも、msrnのジェノベーゼパスタの方は若干茹で過ぎ。
食事が済むとすぐに会計を済ませて店を出た。何組も客が待っていたので。
写真を撮り忘れたけど、フォカッチャも付いていたので、ランチは十分なボリュームだった。隣のヨーグルトの建物も気になっていたけど、満腹になったので斜里までの道を急ぐ。ちょっとランチでのんびりしすぎた。この辺りから悪い流れになっていた。
この日の夜泊まる斜里町のキャンプ場には、前日のうちに連絡をしてバーベキューハウスを使えるように予約していた。ところが、使えるのは18時まで。深川を出発したのが12時すぎだったので、温泉に入ってから夕食というのは時間的に厳しくなった。それどころか、焼肉をする時間もなくなりかねない。
msrnが焼肉を食べたいと言うので、前日にミニまる市場へ行って、高橋精肉店で肉を買ってきていた。せっかく買った肉を焼けなかったら意味がない。それにキャンプのメニューは決めてあるので、極力変更はしたくない。ついアクセルペダルを踏む量が増えてしまう。
しかも深川から旭川へ進む辺りはFMの周波数が切り替わる。満腹で血液が消化器へ集中している状態で、慣れないカーナビの操作をしているときに、後ろから高級車に煽られる。ウザいなぁと思いながら走っていたら、msrnがスピード違反の取り締まりをしている警察を発見。もちろん時すでに遅し。久しぶりに捕まってしまった。
急いでいるというのに、こんなことで15分くらいはロスしたんじゃないだろうか。時は金なり。罰金だけでも頭が痛いのに、これで焼肉を食いそびれてはと思うと、あまりに悔しい。
旭川を抜けて愛別ICから高速道路に入った。少しは車の流れが速くなるかと思ったら、驚いたことに連休効果で高速道路は激混み。ランプ直後では事故でも起こりかねないほどに詰まる。平均速度自体は下道と大差ないほどしか速くなった気がしなかった。それでも高速道路が遠軽まで伸びていたので、ノンストップで斜里までの距離をだいぶ縮めることはできた。
Googleナビに従って、おそらくは最短と思われるルートでショートカットを何度も混ぜながら、16時半くらいには、なんとか目的地のキャンプ場に到着することができた。ただ、温泉へ行っている時間の余裕はないので、まずは焼肉の準備をすることにした。
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