旭岳青少年野営場
中年だけど泊まってみた。
雨が降り続いていたら車中泊に切り替えようと思ってたけど、白樺荘から出ると雨はいったん上がったようなので、キャンプ場をのぞいてみることにした。
キャンプなんてもう何年もしてないので、キャンパーが持ってるタープのような装備はない。山中泊でもないのにテントの中で調理して臭いが付くのは嫌だった。
キャンプ場へ着くと、立派なログハウスのトイレと炊事場がある。ここへも一番乗りで、どうやら空いているようなので、msrnはさっさと受付を済ませて、ここに泊まることになった。1人500円。自分だけなら間違いなく車中泊で済ませるけどなぁ。
案の定、車から降りてすぐに蚊が大量に群がってきて食われまくったので、急いでカッパを来て長靴を履いた。車から一番近いテントサイトに蚊に追い回されながらテントを張って、車から食料などを炊事場へ持っていって夕食の支度を始める。
夕食のアヒージョには、オリーブオイルとにんにく、塩を入れて、本来は香りが立つまで中火で加熱するようにレシピには書いてあるけど、面倒なので、加熱する前にエビとぶなしめじと長芋、茹でて持ってきたブロッコリーを全部ぶち込んでから中火にする。しばらくしてグツグツ音が聞こえてきたら、ひと混ぜして弱火にして5分。火が通ってたら完成。まだ野菜に火が通ってなさそうなら、またひと混ぜして弱火でさらに数分。
アヒージョができたらテントへ移動するのが面倒なので、炊事場で蚊を避けて歩き回りながらビールと一緒に食べた。作り方は適当だけどバゲットと一緒に食べると十分美味い。味付けが塩だけで簡単で、トータル15分もあれば完成するので、キャンプで早く蚊から逃れたいときにはちょうどいいメニューだw バーミキュラ大活躍。
歩き回りながら食べたおかげで空腹と合わせて一気に酔いがまわった。管理人さんは心配して見にきてくれたのか、蚊のことを話すと蚊取り線香を30円で売ってることを教えてくれたので、蚊に食われてイライラしていたmsrnは、すぐに買いに行った。
調理を始めてからキャンプ場へ泊まりに来た人たちの車が数台増えた。親と来て初めてのテント泊という男の子がいたけど、果たしてこの蚊の多さに耐えられるだろうか。
蚊取り線香に火を点けると、確かに蚊は減った気がする。といっても、煙が届く範囲に限っての話。食べ終えたら急いで片付けてテントへ退避する。
まだ19時前だけど、朝は3時起きだったので、1日の疲れもあってすぐに横になった。久しぶりのテント泊とシュラフマットの硬さのために寝つきが悪く、ずいぶん経ってウトウトし始めたら今度は本降りの雨がテントを叩く音で目が覚めた。時計を見るとまだ22時半。寝たつもりでいたけど、そんなに時間が経ってなかった。雨音に慣れてきてようやく眠ったかと思ったら、外が明るくなって鳥のさえずりがうるさくなってきた。
msrnが珍しく早く起きたようなので、まだ5時だったけどシュラフをパッキングして撤収を始める。雨は止んでいたけど、濡れてるテントを畳むのは憂鬱だ。しかも、早速、蚊の猛攻撃を食らうし。
夕食のときに蚊に食われて辛かったので、朝食は蚊が少ない他所へ移動してから準備することにした。急いで荷物を車に積み込んで出発する。
せっかくなので、大雪の湧水を汲んでコーヒーを飲もうと取水場へ行く。朝食用にホットサンドを作るのに持ってきたはずのバウルーをいくら探してみても車の中で見つからない。どうやら家に忘れてきたようだw
ホットサンドは仕方なくあきらめて、朝食は東川のコンビニで買って済ませることになる。登山はともかく、散々なキャンプになってしまった。バウルーをわざわざ実家から借りてきたっていうのにw
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