ラブリコ
なんとなく深夜アニメのタイトルのような名前のDIYアイテムを試してみたw
msrnは断捨離だと言ってほとんど着ていない服とかを捨てていたけど、着物を始めたり、日本刺繍を始めたりして、かえって持ち物が増えた。当然、収納が足りなくなる。そのうち、他人のものまで使っていないなら捨てるように言い始め、山道具ですら邪魔だと言われ、実家に頼んで預かってもらっているw
それでも我慢ならなくなったようで、どケチなmsrnでさえ収納のためにスチールラックを買おうと探し始めた。普段、家族のために家計からお金を出そうとは思わないmsrnも、自分のためなら迷わず家計からお金を引き出す。でも、自分に必要ないものを買われてはかなわないし、後々邪魔になって捨てるのではもったいない。
そんな頃、酪農の町、別海町で離農者の住宅をDIYでリフォームした友人の家へ遊びに行ってきた。まだ、内部は工事が少し残っている状態で、これから下足入れを作るところだった。もちろんDIYで。
彼曰く、「要らなくなったら壊して燃やせばいい。」
確かにそうだ。スチールラックなんて買ったら、捨てるに捨てられない。リサイクルショップにしても、ヤフオクやメルカリにしても、売るとなったら二束三文で、送料もバカバカしい。それならいっそ、燃やせる方がいいじゃないか。その分、多少は薪代の節約にもなるし。
そんなわけで、最初はツーバイ材で安く棚を作ろうかと思った。ただ、いざ、床から天井までの棚を作ろうとすると、完成したときの圧迫感が心配になった。
そこで思い出したのが、ディアウォールというツーバイ材を床と天井で突っ張って柱のように使えるパーツだった。パーツに仕込まれたバネの力でツーバイ材を上下に突っ張って自立させる道具で、これを使って棚を作っている人は多いようだ。
ネットでは1000円以下で売っていたけど送料がかかる。近くのホームセンターへ行って見てみると、ジョイフルAKでも同じくらいで売っていた。ツーバイ材はネットで買うよりは安い。さすが建材屋。
ジョイフルAK大曲店でディアウォールと類似品の比較展示があったので、ちょっといじってみると、ディアウォールの固定はイマイチだった。テンションは内部のバネの力が頼りなので、テンションが足りなくてもどうしようもない。一方、ディアウォールと同じくDIYでよく使われているらしいラブリコの方は、ネジを手で締めることでテンションを調整できるので、よりしっかりと固定できるように感じた。
自宅の床と天井の仕上げとはディアウォールよりラブリコの方が相性が良さそうだ。というのは、床はコンクリートにクッションフロア、床もコンクリートにビニルクロスを貼っただけで、テンションをかけるのにはとても都合がいいからだ。デザイン的にはディアウォールの方がシンプルでいいのだけど。
さて、棚の簡単な設計をする前に、大まかに計画を立てておく。ラブリコは柱になるツーバイ材の長さを、天井の高さから95mm引いた長さにする必要がある。部屋の天井高は2200mmなので、2105mmということになる。ツーバイ材は当然ならが6フィート、1830mmでは足りないので、それより長い8フィート、2440mmが必要になる。
これまでCX-5にスキーを中積みしてきた。脚立も積んだけど、2mを超える長さのものは積んだことがない。念のために車内に積める長さをコンベックスで調べてみると、ダッシュボードの上まで対角で通すなら、9尺でも積めるっぽい。これなら8フィートのツーバイ材でも積める。最悪、ジョイフルAKでカットすればいい。
そうと分かれば、早速、設計に取り掛かる。今回作る棚は長く使い続けるものではなく、一時的に収納を増やすための簡易的なもので、要らなくなったらバラして、材料は他で使うか薪として燃やすつもりだ。なので、塗装はしない。できるだけコストを抑えてシンプルに。というわけで、ラブリコは左右2個にしぼって柱は2本のみ。棚の奥行きは300mmほど確保したかったけれど、金属製の棚受けや集成材は高価なので、1x12を柱に直にビス留めして棚板とすることにした。重いものは載せないという前提で。ラブリコにはオプションで純正の棚受けも用意されているので、ケチらないのであれば、素直にそっちを買った方がいいだろう。
手鋸でツーバイ材をカットして、インパクトドライバでビス留めするだけの簡単なお仕事w 言うほど簡単ではなかった。30℃の室内での作業は汗だくになった。
予想通り固定はばっちり。防音フローリングではここまでがっちりはしないだろう。
msrnがいないうちに施工を済ませたら、帰ってきても棚ができていることにも気づかず、次の日の朝になってようやく気づいたというくらいに圧迫感が無く、狙い通りにできたと言えるw スチールラックを買った場合の1/3の費用で済んだのもよかった。重いものと載せる必要ができたら、2x4の端材を棚受けにしよう。
とはいえ、要らなくなっても燃やせる薪ストーブがまだないwww
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