中華スマートウォッチH2の血圧は当てにならない
割り切って使うのでなければ、やっぱり安物買いの銭失いになりかねないと思った。
Apple Watchの1/10の金額で買えるスマートウォッチなのだから、同じ性能をそもそも期待するのは間違いなのだろう。
スマートウォッチによる心拍数の計測と表示自体は問題はなさそうだ。ただし、データの詳細を見て解析しようとすると、Apple Watchと比較した場合の中華スマートウォッチのいい加減さにぶち当たる。
ここによるとApple Watchの心拍数の記録データは1分おき。対して中華スマートウォッチは10分おき。もしかしたら細かく記録されているかもしれないけど、確認のしようがない。
Apple Watchでさえまだ実装されていない血圧の計測もできるらしいので、どのくらいまともに測定できるか興味があったのだけど、実際にはかなり怪しい。
スチームサウナの入浴と外気浴を繰り返したのに血圧の上下はほとんどない。
血圧計と数値を比較してみた。
今回も中華スマートウォッチの方が血圧は高く出ている。
試しに高齢者のママンにも測定してもらった。
自分より若干高い。中華スマートウォッチはというと
一見、血圧計とかなり近い値が出ているようにも感じるけど、自分の値とほとんど同じだ。実はもっともらしい値をランダムに表示しているだけなのでは?
心拍数も測定すると、こちらはおおよそ一致していて、心拍数はちゃんと測ってそう。
体温を測定できるけど、外気の影響を強く受けるので体温計で舌下の体温を測るのとはかなりずれる。
結論としては、血圧や体温の測定は参考にもならないように思える。心拍数をスマートウォッチの画面でその都度確認するだけなら、高い防塵・防水性能の心拍数計として使えるとは思う。ただし、スマートウォッチ本体のデータを専用アプリが活用できるように改良されたら、もう少し魅力的になりそう。
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