バックパックから見たBCの変化
先日、秀岳荘へ行ったとき、deuter Freeriderが新しくなっているのに気づいた。
BCスノーボードを始めてから、Osprayのバックパックはスノーボードやスノーシューが取り付けづらくて、deuter Freerider Proへ買い換えた。フリーライダープロは何年も同じデザインで販売が続いていて、使っている人も多くて使いやすそうだったからだ。実際、容量が少ない以外はスキーでもスノーボードでも満足していた。
ところが、たまたま秀岳荘へ行ってバックパックのコーナーを見ると、ドイターの見慣れないバックパックを見つけた。それは、新しくなったフリーライダープロだった。
ベルトの類が少ないツルンとしたデザインに変わっている。スノーボードを取り付ける方法が分からなくて説明を読むと、取り付け用のベルトは外側に縫い付けられてはいなくて、付属のベルトを取り付けるようになっていた。上部にプラス10Lの雨蓋的に使えるスペースがあるのが羨ましい。
最近のバックパックはArc'teryxを筆頭にベルト類が少なくなってシンプルな作りのものが増えたような気がする。スノーボードのエッジやスノーシューの爪で細いベルトは切れてしまわないかと心配だけど、もしかしたらスノーボードはスプリットボードの割合が高くなって、従来のバックパックのようは頑丈なベルトが必要なくなってきたのかもしれない。
スキーはもちろん、スプリットボードもクライミングスキンを板に張って登るので、バックパックに板を取り付けて登る機会は少ない。クラストしていてシールが効かないときなどには、ツボ足で登ることもあるけれど、スノーボードブーツはキックステップも大変なので、バインディングにクランポンを取り付けて登ることになる。本格的にピークハントするのでもなければ、バックパックにスプリットボードを取り付けて登ることはない。
そうなると、バックパックに必要なベルトは少なくなる。必要な人だけ必要な山行のときだけ取り付けておけばいいので、普段、必要がないときは邪魔にならないし軽量化にもなる。これまでは当たり前にいろんな道具をいつでも取り付けられるのが便利だと思っていたけど、バックパックはシンプルでいいのかもしれない。
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