21/4/11 944峰
2週続けて一本杖ウロコ道場へ。
天気が悪くて短い時間だった割に楽しかった1回目。今度は天気もかなり良さそうなので、出発も1時間早めて、のんびりランチの計画に。
前日に久しぶりにベイクドチーズケーキを焼いて準備しておいた。滑りの準備はというと、msrnの柔靴のソールが剥がれたままなので、いつものT1しかブーツがない。自分のT2 ecoよりもガチガチのブーツで3PINとの相性は最悪だろう。ブーツにピンの刺さる穴はあるけどw
そこで、今回はミクピストルにmsrnがT1で乗って、自分がMadshusにT2 ecoで乗ることにした。革靴ほどではないにしても、ふにゃふにゃのT2の方が3PINには優しいだろう。
当日は7時半に自宅を出発。行動食は前日にイオンで買っておいたので集合場所へ直行する。1時間出発が早かったせいか車の流れがよくて待ち合わせの20分前には中山峠に着いてしまった。
正面には羊蹄山がきれいに見えている。天気が良さそうだ。でも、思った以上に寒い。風も強くて車から出ると急いで建物に入ってトイレを済ませた。
車に戻ってすぐにまなみさんたちも到着。クロカンのチームか何かのバスの隣の雪がまだ積もっている辺りに車を停めて、準備が済んだらそのままスキーを履いてスタート。
この日は予定していたマズシャスではなく、キンペイさんからフィッシャーの細板を借りた。センターは50mmらしい。古いケーブルビンディングが付いていた。マズシャスのようなダブルキャンバーではなく、シングルキャンバーだった。
ミクピストルと比べて圧倒的に軽くて歩くのがとても楽だ。ただ、滑りはさすが細板。初めての細板の洗礼を受けることになった。
最初に滑った斜面は北東面。前夜の新雪がうっすらと積もっていて、深いところは5cmくらいだ。それが絶妙に板がずれるのを妨げる。板をずらせないのに、板にはサイドカーブがほとんどないので、普通に滑るとほぼ直滑降になってしまう。ターンをするためにずらそうと内足の踏み込みを強くすると逆に新雪に食い込んで足を取られる。こいつは手強い。1ターン目でヤバいと思ったので、すぐに止まってブーツをスキーモードに切り替えた。
ボトムまで滑り終えるとすぐに登り返す。とにかく、シールの貼り剥がしがないのでウロコは機動力が高い。登り、滑り、登り、滑りと休みなく繰り返す。時計回りで滑る斜面を移していくと、徐々にザラメがいい感じに仕上がっていて滑りやすくなった。それに、緩斜面よりも急斜面の方が板をずらしやすくてターンしやすい。サイドカーブがないから当たり前なのだけど、テレマークスキーはずらして曲がるのだと再認識させられた。
細板に苦戦している自分とは対照的に、ミクピストルのmsrnは滑りを楽しんでいる。やっぱり滑りが難しいよりは、気持ちよく滑れる方が楽しめる。ウロコだからといって細板である必要はない。ウロコチューンしたミクピストルほどではないけど、キンペイさんがまなみさんから借りて使っているブルーモリスのランドネもとても滑りやすそうだ。ウロコチューンも悪くないけど、ウロコ板を買うならランドネがいいと思った。
昼になったのでみんなでランチ。ところが、みんなは実はケーキもここで食べるつもりだったようだけど、車に置いてきた。コーヒーカップもだ。そんなわけで、コンロとコーヒーを持ってきてくれたまなみさんには申し訳ないけど、ケーキは下山後に変更。とりあえず、のんびりランチタイムとなった。
ランチタイムの時間が長かったのでつい食べ過ぎてしまい、腹が苦しいまま登り返しを再開する。奥へ行っても適当な斜面がなさそうなので、車に戻る方向に何本か滑りながら帰る。トータルで10回くらい登り返して滑り、8km弱歩いた。獲得標高は約600m。結構疲れた。
最後、車からケーキを持ってきて、林の中でコーヒーとデザートを楽しんだ。次回は焼肉かな。
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