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ノリウツギの移植

去年、抜根のついでに移植したノリウツギが無事に新芽を出した。

2017年に張碓で伐倒したとき、重機の下敷きになってノリウツギはなくなってしまったと思っていた。ところが、3年経ったらなくなったと思っていたノリウツギはどんどん伸びて、背丈を超えるまでに成長した。アジサイの仲間で白い花が咲いて結構きれいだ。

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抜根のときに邪魔ではあったのだけど、せっかく大きく育ったノリウツギをまた踏み潰すのは偲びないので、傷つけないようにして抜根を済ませた。でも、そのままでは邪魔なのは変わりない。それなら、道路脇に抜根で穴が空いているので、そこへノリウツギを移植することにした。ちょうど道路からの目隠しになって都合もいい。

移植するには根をちゃんと残して掘り出さなければいけない。シラカバやドロノキの切株ほど広く深く根が伸びているとは思えないが、背丈を超えているので、それなりの大きさなのは想像がついた。

とりあえず、1m弱の円で根を掘り出すことにした。深さは根の様子を見ながら、30cmくらい剣先スコップで掘った。とにかく大変。スコップを1本ダメにしてしまったし、バールがあった方がいいと思った。

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根には土も付いているし、重くてとても持ち上げられない。引きずってなんとか移動させた。

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実は、ここで大失敗。移植したあとには水をたくさんやる必要があるのだけど、用意した水が全然足りなかった。それに、葉があるとその分水が必要になるので、移植するときは葉を落としてやる方がいいらしい。素人だけによく分からないまま移植したら、4日後にはこんなになってたw

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中心の1本を除いて、周りの枝の葉はみんな萎れてしまっていた。さらに1ヶ月経つと、一番上の葉を残してすべて枯れてしまっている。

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中央以外はもうダメかもと思っていたところ、翌年の春、すべての枝から青々とした新芽が出てきた。

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冬囲いもせずに雪に埋もれていたにも関わらず無事。花が咲くのが楽しみだ。

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