VG Snowboardのスプリット第2弾
第1弾がGeniusだったのは当然として、第2弾はまったくの予想外だった。
フラッグシップのGeniusがVector Glideのスプリットボード第1弾として登場したのは疑問の余地がない。けれど、塚原さんがGenius以外にもMark ⅢやVSKのスプリットをテストしていることはFacebookに露出していたような気がするので、翌年に登場したスプリットボード第2弾が、新しく開発されたVARIOUS 159のスプリットボードというのはかなり意外だった。
Vector Glideがスノーボードに復帰後、最初に復活したのがGenius 168。続いてMark Ⅲ 163。確か、そのあとはGenius 157とMark Ⅲ 153という短いモデルだったような気がする。その後、てっきりVeriestが復活するのかと思っていたら、VSKだったような気が。
これらVector Glideがスノーボードから撤退する前からあるモデルとちがい、VARIOUS 159はスノーボード復帰以降に登場したモデルだ。そんなモデルが他の実績があるボードを差し置いてスプリット第2弾になるということは、それだけいい板なのだろうかと思う反面、新しく開発した板を売り込むためなのだろうかと勘ぐってしまったりもする。
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しかも、VARIOUSとは対照的に、VSKはラインナップから消えてしまった。VARIOUSと被るということなのだろうか。その一方、KINT UNとVeriestが復活した。よりバックカントリーを意識しているスプリット第2弾はパウダーボードのGeniusとは被らないモデルだろうと予想はしていたので、おそらくMark ⅢやVSKよりもオールラウンドな板なのだろう。
残念ながら最近は試乗会にも参加していないので、VARIOUS 159も154も乗ったことがない。ゲレンデや春にGeniusより乗りやすい板が欲しいと思っているので興味はあるのだけど。
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レジェンド曰く、「スプリットもソリッドで気に入っている板に乗りたくなるものだ」。宇宙の真理らしい。実際、自分もGeniusを手鋸でぶった切ってスプリットにしたことで、真理とやらを垣間見た気がする。そういう意味では、VARIOUS 159もソリッドとスプリットの両方に乗れるというのは魅力的だ。もちろんVARIOUS自体がいい板でなくては意味がないけれど。
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