SANSUI S-α7

なんだかんだで自宅で使い続けているスピーカー。

msrnが捨てずにとっておいたのがSANSUI S-α7というスピーカー。かつては国産のオーディオメーカーとして自分も名前に記憶があるサンスイのaelf7というシステムコンポを構成するスピーカーだった。はっきりと覚えていないが、確か、アンプなどは壊れてしまったけど、スピーカーはまだ使えるから捨てずにとっておいた方がいいと知人に言われたとかで、部屋のモニュメントと化していた。

なんせ初めてmsrnの部屋へ入った2012年当時、テレビが液晶でさえなく、ブラウン管のVHSのテレビデオにLD（レーザーディスク）プレイヤーを繋いで、テレビのスピーカーからCDの音を再生していたほど、msrnはトンチンカンな感覚の持ち主だw 映像を見もしないのにブラウン管に電気を消費するのはあまりに無駄なのに。

そこで、ケコンを機に自分が持っていたYAMAHAのUSBアンプをS-α7に繋いで、自分のiMacで音楽を再生して聞くように変えた。すると、文字通り埃をかぶっていたスピーカーが生き返った。といっても、自分には聞き分ける耳がないので、普通に音が出たというだけかもしれないけど。

それでも、それなりに使っている。ただ、古いせいなのか分からないが、左側のスピーカーからの音が小さくなって、一度分解して中の埃を取ったりもした。でも、残念ながら症状はなかなか改善せず、最近まで我慢しながら使い続けていた。

なんとなく音が出ない原因が分かってきたのは、たまに音がちゃんと出るときもあったからだった。そこで、周囲の家に迷惑にならないように、一瞬だけボリュームを全開して大きな音をパルス的に出してみた。すると、詰まっていたゴミが押し出されたかのように、そのあとは音がちゃんと出るようになる。

おそらく、スピーカーが劣化によって固着しているのではないかと思った。接着剤か何かが劣化して、小さな音だと振動を抑えてしまうのだろう。それが、いったん大きな音で大きな振動を与えて剥がしてしまうと、それからはスピーカーからちゃんと音が出るようになるのではないか。

分解して中身を確認していないので、あくまで想像にすぎないけれど、この方法でスピーカーの音が左右同じように出るようにはなった。もし、完全に音が出なくなったら、分解して確認してみよう。直せるようならそうすればいいし。

とはいえ、早く近所迷惑を気にせずにスピーカーから大音量でアニソンを聴けるようになりたいw