MacBook Proのバッテリー交換 2nd シーズン
先日のiPhone SEに続いて自分のメインマシンであるMacBook Pro Late 2013のバッテリー交換をした。
去年、ママンのMacBook Pro Early 2015のバッテリー交換をしたのだけど、そのときはまさかすぐに自分のMacBook Proまでバッテリーが膨張して、1年後には交換することになるとは思っていなかった。ところが、札幌とは思えない今年の夏の猛暑は、購入から8年目のMacBook Proにも厳しい環境だったらしい。
夏にファンがブンブン回るMacBook Proを使っていて、いつからかグラグラするのが気になり始めた。ただ、ママンの前例があったので、バッテリーが膨張してMacBook Proの腹がポッコリと膨らんでいることにすぐに気づいた。そのうちさらにパンパンになって、腹で回せるようになったw
バッテリーが膨らんでいるだけでまだ使えないことはけいけれど、心配なのは劣化したバッテリーから発火などが起きることだ。もちろんデータは消えるし、メインマシンを失うことになる。しかも、最悪、自宅が火事になりかねない。とりあえず、3ヶ月ほどは様子を見ていたのだけど、さすがに放置もしていられないので、意を決してバッテリーを交換してしまうことにした。
バッテリーはEarly 2015と同じものが使えるらしい。前回は特に不満はなかったので、同じものを買った。買ったものはもう売り切れてしまって、同じようなものがいくつか売っている。
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もしもの場合を考えて、Time MachineでUSBの外付けHDDにバックアップをとった。これが結構時間がかかり、結局、2日がかりでようやく終わった。暗号化に時間がかかるらしい。
交換手順はEarly 2015と同じだろうと思い、前回も参考にしたここの解説をiMacで見ながら作業を始めた。底ケースをはずすと、中はかなり埃で汚れていた。バッテリーはパンパンに膨らんでいる。
ところが、トラックパッドのケーブルをはずそうとしたけど、どうも形状がちがう。それに、ケーブルがバッテリーの下を通っているようで、Early 2015とは作りがちがうようだ。
そこで、Late 2013の解説を探し直した。思った通り、スピーカーケーブルをはずしたら、トラックパッドのケーブルははずさずにバッテリーの取り外しにかかっていた。
接着剤で取り付けられているバッテリーの取り外しは、今回もカメラのクリーナーで代用した。コロナ禍で手指消毒用にアルコールを買ってたりすれば、おそらくそれでも代用できそうな気がする。
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隙間にクリーナーを数滴垂らして1分もすると端のバッテリーは勝手に縁の方がはがれた。さすがにこれだけ膨らんでると密着しづらいようだ。使わなくなったカードを隙間に差し込んでこじりながらバッテリーを剥がしていく。でも、やっぱりトラックパッド裏が一番剥がしづらい。
残った両面テープはレンズクリーナーを垂らしてワクシングペーパーで拭き取る。はさみで適当な大きさにワクシングペーパーを切って使うと便利だった。家にあるものが意外と使える。
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新しいバッテリーを取り付けようとフィルムを剥がすと、はずした純正よりも作りがずいぶん雑に見える。ネジを締めていたらプラスチックが割れてしまったし。それでも一応ちゃんと収まったのでよかった。
交換したバッテリーは膨らんでいないので、アルミのカバーを締めても交換前のように浮いたりはしない。しっかりネジをしめると、もう腹は出ていなかい。ちゃんと電源も入って、バッテリー交換は成功したみたいでホッとした。
ところが、アニメを見始めたら音が右からしか出ない。左スピーカーのケーブルを繋ぎ忘れたか?もう一度開けて中を見てみると、予想通りケーブルのコネクターがソケットに入っていなかった。ちゃんと接続して起動しなおすと、起動音もさっきより大きい。アニメの音声もちゃんと左右両側から出てきた。
macOSはMojaveのままで今のところは困っていないし、良くも悪くも買った頃からやっていることは同じなので、新しいMacBook Proのようなハイスペックは必要ない。直しながら使えるうちは、このままがんばって大事に使い続けたい。といっても、もう9年目だけどw
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