23/2/23 ban.K
ハーフパイプ研修に出席してみた。
これまでハーフパイプには適当に入ってたけど、教わる機会なんてなかなかないだろうと思ったので、基本を学ぼうとドキドキしながら研修を受けに出かけた。
この日のban.Kはあまりコンディションは良くない。集合時間より早めに行ってウォーミングアップしておこうと思ったけど、湿雪が降りしきっていて、さらに、オレンジの2壁くらいまではガスガスで視界が悪い。そんな中で荒れたバーンを思い切って滑るのも危ないので、足慣らし程度にしておいた。ワックスをかけていない板のソールには雪がべったりとくっつく。
時間になって集合場所へ行っても、参加者が集まっている様子がない。窓から中を覗き込んだらこちらに気づいたようで、招き入れられてどうやらまちがってないようでホッとする。
とはいえ、開始10分前だというのに、出席者はたったの2名。それでも最終的には9人集まった。
はじめは座学から。ハーフパイプの用語説明を忘れないようにメモっておく。パイプの両側の上の平らな部分はプラットフォーム。パイプの中の垂直な部分の壁は、そのままバーティカル。バーティカルの下の丸い部分はアール。アールの下の平らな部分はボトム。プラットフォームとバーティカルが交差する角はリップ。
アールでは踏んで、ボトムでカービングして加速するそうだ。逆に、バーティカルでは基本的に何もしない。脚を徐々に伸ばすくらい。一番良くないのが、バーティカルでジャンプすること。リップから出ようとジャンプすると、かえって失速して出なくなってしまうらしい。
スピードが出すぎたときに減速するのはボトムで。アールは加速するエリア。バーティカルは何もしないか、脚を少しずつ伸ばしていくだけ。まちがっても、キッカーのようにジャンプしようとしてはいけない。減速してしまうし、バーティカルから離れてボトムの方に落ちてしまうので危ない。ただ上に抜けるだけ。
平野歩夢はリップでボードを滑らせるらしい。板を走らせることができるのは、1枚の板に両足を載せているスノーボードならではで、スキーではできないそうだ。まぁ、そんなのはトップの人たちの技術らしいけど。
ハーフパイプに入るには、上で両サイドに並んで、入るときは「ドロップ」と声を出すそうだ。前の人が少なくとも1ヒットしてからドロップする。ドロップは左右交互に。前の人が転んだ場合には絶対に追い抜かずに止まる。
ドロップはプラットフォームからホントにドロップするのではなく、リップに沿って入るものらしい。全然知らなかった。実際にやってみると、衝撃がないので入りやすい。
子供や初心者はドロップしたあと、ボトムからスタートしてもいいらしい。トレインも可。ただし、トレインの場合でも、前の人が1ヒットしてからスタートすること。
いくつかルールがあるので、ちゃんと守って安全に楽しみたい。
ちなみに、この日はギリギリリップを抜けることができたような気がするけど、あまり自信はない。何より、下まで滑り降りたときには心臓がバクバク言っていて、恐怖心との戦いだ。昔のテイネの3連キッカーを思い出す。
さて、今シーズンはハーフパイプをちゃんとがんばろう。
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コメント
パイプ座学、さすがまとめ方が上手ですね!
手稲の三連キッカー、懐かしいです~救急車で退場(´;ω;`)した青春・・
同じ時代に心臓バクバクしてたんですね!
投稿: bp | 2023年3月27日 (月) 11時02分
>bpさん
ブログにも座学のときの絵があった方がよかったですね。
やっぱり写真を撮るべきでした。
救急車で退場!?
クロスの話も聞いた覚えがありますが、青春時代はすいぶんやんちゃしてたんですねー
同じ時代に心臓バクバクwww
でも、ぼくはビビリなので、怪我らしい怪我はありませんでしたw
ばんけいのスーパーパイプでも心臓がバクバクしなくなったと思ったタイミングで転んで肋骨折ったので、やっぱり適度な恐怖心は大事みたいですねw
投稿: H本 | 2023年3月27日 (月) 17時09分