23/3/5 ban.K
ハーフパイプで激しくクラッシュ。
ハーフパイプはキッカーとちがって、バーティカルで踏み切らない方がいいと研修で教わったけど、前日、怖くて踏み切ってしまっていたようなので、この日は踏み切らないでリップを抜けるようにしようと思っていた。
気温が高くてスピードが出るという情報は聞いていたのだけど、久しぶりにボトムからではなく、左のプラットフォームからリップに平行にドロップして、そのまま加速してファーストヒットを狙っていた。
想定していたよりも速いスピードでリップを抜けて上に飛び出すと、なんだかいつもより身体が外へ飛んでいる。最高点へ到達すると、ゆっくりプラットフォームが近づいてくるように見えた。
このままではプラットフォームに落ちそうだったので、慌ててスキーを身体の下に回すとリップにスキーが当たって吹っ飛んだ。プラットフォームに叩きつけられるのは避けられたものの、それで落下の勢いがなくなるわけもなく、今度は顔からボトムへ向けて落ちていく。
幸い、落ちたのはアールで衝撃はだいぶ逃げたと思うのだけど、顔の前に出した両腕、特に左腕は結構強く打って、ウェア越しにでも腕が擦りむけた。
もっと痛かったのは胸の方。アールに身体を打ち付けたとき、胸ポケットに入れていたiPhoneがアールと肋骨との間に挟まっていて、硬いiPhoneの筐体が肋骨を攻撃したらしい。この痛みには覚えがある。
何年も前、三段山のBCで転倒したときに、岩かハイマツか凍った塊に胸を打ち付けて、同じように胸ポケットのiPhoneで肋骨が折れた。
今回はそのときよりも痛みがかなりひどい。車のハンドルを左腕では回せなかった。それどころか、鼻をかむこともできない。腫れも出血もないけれど、息むと痛いので、翌朝、うんこをするのが大変だった。ギックリ腰のときかそれ以上だった。
調子に乗ってハーフパイプで飛ぶのもどうかという話でもあるのだけど、やっぱりプラットフォームに落ちないように適度に踏み切って調整した方がいいのだろう。
あと、たまたま顔から落ちたから対応できたけれど、後頭部から落ちていたら激突を防げなかっただろう。やっぱりちゃんとヘルメットをしてハーフパイプへ入るべきだ。
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