23/5/3 前十勝岳
ありがたいお誘いがあったので、1ヶ月ぶりに滑りに行ってきた。
今回は白銀荘に8時半集合とのことで、30分早く出発することにしたけれど、いつも通り10分ほど遅れたので、念のため高速道路で銭函ICから三笠ICまで行くことにした。
タイヤ交換も済ませているので、前回よりも走りやすい。山道も乾いているし、タイヤの減りをあまり心配しなくていいのは気楽だ。おかげで8時前には白銀荘に到着。高速道路を使わなくてもギリギリ間に合ったかも。
駐車場のトイレが使えるようになっていたので、白銀荘には入らずに用を済ませて滑る準備をした。シールがベトベトでやばい。防寒テムレスは暑かったけど、濡れと汚れ防止のためにはグローブを使う気にはなれなかった。
準備が済んだ頃、他のメンバーがすでに駐車場に来てるようだったので合流。ところが、リーダーの村長が30分くらい遅れるらしく、のんびり到着を待った。
村長が到着して全員集合。話をしているとスーさんがやってきた。前日の山の情報を教えてもらい、行き先は前十勝岳へと決まる。
キャンプ場にはもう雪はなく、例年よりも2週間ほど雪解けが早いように感じた。前十勝岳へも渡渉が待っていた。水量は多くないので渡るには問題なかったけれど、しばらく春スキーをしていなかったので、久しぶりの感覚だ。
そして、何より暑い。日差しが強くて薄着をしたはずなのに動いていると汗が吹き出す。風が強くなければベースレイヤーも脱いでしまうところだ。
進んでいくと、ハイマツの迷路が広がっていた。1週間で一気に雪解けが進んだらしい。雪がつながっているか怪しいので、予定通りカバワラを登っていった。
1400mまで登ってまずは1本。雪は白いところは若干引っかかるものの、ザラメらしい板が走る雪だった。ただ、どうにも体調が優れず頭が痛かった。
登り返しはシュナイダー?方面へ。いまだにカミフローカルの名前が分からないw 上部はハイマツで窮屈だけど、下部はオープンで沢のボトムまで長い1本を楽しむことができた。
ここで予定があるSJさん、U48さんたちとはお別れ。登り返していると、ビックリ、タナカズさんが登ってきた。二人とすれ違い、下ではスーさんとも会ったそうだ。
せっかくなので3本目は同じバーンをもう一度みんなで滑った。登っていてもかなり疲労感があったので、これが最後でホッとした。
タナカズさんとは別れて、下山はスムーズに渡渉もこなし、無事に車までたどり着いた。温泉に入るつもりだったけど、村長から村へと招待してもらったので、お言葉に甘えて村へお邪魔してから帰ることにした。
白銀荘を出発してすぐに頭痛だけでなく、吐き気と寒気を感じるようになった。運転していると頻繁に欠伸が出て眠気に襲われる。前を走る村長の車に追突しない自信がなくなってきたので、途中でmsrnに運転を代わってもらった。
助手席で具合悪さに耐えていると、ようやく村に到着した。そこはたくさんの桜が咲き乱れる山小屋だった。リビングの窓からの眺めは、桜越しに旭岳から連なる大雪山系、さらに滑ってきた前十勝岳を含む十勝連峰まで一望。まさに絶景だった。
景色だけでなく、ご両親がDIYでいろいろされていて、村というのも納得w 今度はぜひ泊まりに来たい。
ただ、近所に困ったおばさんがいるのが難点。他人の土地に植わっている桜の花びらを枝を引っ張って取り尽くすものだから、下から次々と枝が枯れてしまっているそうだ。
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勝手に他人の土地を歩き回ったり、地元の古い住人ともトラブルが多いらしい。郷に入れば郷に従えというもの。せめて喧嘩にはならないようにするのが大人だと思うのだけど、魅力的な土地には変な人も引き寄せられてしまうようだ。
ずいぶん長居してしまったけれど、少し体調も良くなって、引き続きmsrnの運転で帰路についた。msrnが新十津川で空腹の限界だったので、コンビニで休憩。そこで運転を交代して、自宅まではのんびり帰った。
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